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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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『白痴』 デジタルリマスター



手塚眞監督、坂口安吾原作『白痴』が公開から20年経ちデジタルリマスター版となって、
またシネ・ウインドのスクリーンで公開されると知りました。

担当者は以前にも何度か書いたかと思いますが、今の県庁近くに建てられたオープンセットにて山場となるエキストラが多数参加してのオールナイトロケに参加。
間近でプロの人たちの映画つくりの現場を体験したのは結構得るものがあったと思い返したります。

空襲で逃げ惑う被災者という設定でしたが、よくよく思えば古汚い衣装を着せられて、
群衆の列に交じってただ歩くということを何度か繰り返しただけ、ほとんどが待ち時間だったような撮影だったと記憶し、
映画を観てもどこにいるのかわからないまさにエキストラでしたが、
そんなシーンだけでも大勢のスタッフが動き回って監督のイメージをフィルムに収めようと精魂こめて各自の持ち場に集中してることを目にしてやられたものがありました。

最も印象に残ってるのは最後は夜のシーンなのに、撮影が押して太陽が昇る直前となり、
リハーサルを経てこれが最後の本番、太陽が昇ったらアウトとなるシーンで浅野忠信さんと甲田益也子さんのシーンが撮影されカットの声の後に手塚監督がOKと言うと見守ってたエキストラ陣から安どの声とともに盛大な拍手が鳴ったのは忘れがたいものでした。単純に映画っていいもんだと。

そんな映画『白痴』は安吾原作を大胆に脚色し完成20年を思うと、この20年の世界は本作で描かれてた世界観をなぞったりしてるのではないか、そんな気さえ起こるほど、これからの未来もこの『白痴』の中に提示されてるような、まだ世界は『白痴』に追いついてないとも思ったりします。

しかし今思い返しても新潟に1本の映画のためにオープンセットを組むなんて狂気の沙汰だったと。
たぶんその後も無いハズなので、あの歪んだ家屋が並んでたセットを歩いてたことも貴重な体験だったので、もっと存分に体験してればよかったと悔やむ思いが。

で、本筋をと関係ありませんが、
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-682.html
↑こちらは『白痴』10周年記念のコメンタリー上映会のレポ。
この中の怪談話とは古澤敏文プロデューサーがどこかの山に夜中ロケハンに行ったら落ち武者の亡霊がいて近づけなかった、というもの。
それ撮影してたら映画に使ってただろうか、などと思ったのですが、このコメンタリー上映会って、まだ数年前のことだったと記憶してましたが、もう10年前のことなのかと唖然と今してます。

『白痴』のデジタルリマスター版の公開はシネ・ウインドで11月23日~11月29日公開。
11月22日、23日は手塚眞監督と甲田益也子さんのアフタートークもあるようです。

詳細は↓を。
https://www.cinewind.com/information/11-23-24-20/

長岡では長岡造形大学で結構、撮影されています。
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