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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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『沖縄「戦争マラリア」―強制疎開死3600人の真相に迫る』 大矢英代著



三上智恵監督とともに『沖縄スパイ戦史』の共同監督を務めたジャーナリスト大矢英代監督は
10年前の学生時代に映画のテーマのひとつとなった八重山諸島の「戦争マラリア」を知り、現地の島にまで移住し体験者の家で暮らしながら取材を重ね三上監督の後輩にあたる琉球朝日放送の記者を経てフリーに。
『沖縄スパイ戦史』が完成後、ついに1冊の本『沖縄「戦争マラリア」―強制疎開死3600人の真相に迫る』にまとめました。

三上監督もそうですが付け焼刃でなく自らの衝動から沖縄戦の真実を解き明かしていく、地道な積み重ねの取材力に敬服し紹介します。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2514.html
偶然にも↑こちらで紹介した三上智恵監督の著作『証言 沖縄スパイ戦史』と同じ2月17日発売なんだそうです。


沖縄「戦争マラリア」―強制疎開死3600人の真相に迫る

大矢英代(著/文)

発行:あけび書房

紹介

日本で唯一の地上戦が起きた沖縄。しかし戦闘のなかった八重山諸島で3600人もの住民が死んだ。
なぜ、これほどの住民が死に至ったのか?
映画『沖縄スパイ戦史』の共同監督が沖縄戦の最暗部に迫ったルポルタージュ。
そして、明らかになったのは、軍命による強制移住、住民のためではなく、軍のための強制移住、住民からは「マラリア有病地」と恐れられていた地への強制移住。
それが引き起こしたマラリアによる膨大な病死。
これが沖縄で「もうひとつの沖縄戦」と呼ばれてきた「戦争マラリア」だ。
10年にわたる長期取材で迫った、75年前の住民犠牲の実態。
それは地下水脈のごとく、今現在、私たちの足元へと続いていた…。
推薦:金平茂紀、望月衣塑子、ジャン・ユンカーマン

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784871541664
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