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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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ほえる犬は噛まない



先ごろ発表された米アカデミー賞、ご存じのようにポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』が作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の4部門を受賞.
特に合作でなく100%韓国資本で非英語圏の映画が作品賞を受賞するのはアカデミー賞初の大快挙となりました。

とはいえそこが担当者の嫌なとこですが『パラサイト』はドリフのコントを挿入してしまうとこは好きではありますが、
正直テーマがわかりやすかったせいか、どうもノレなかったのは確か。
これならデビュー作の『ほえる犬は噛まない』のドタバタや『母なる証明』のドロドロの方に軍配をあげると封切り時に『パラサイト』を観賞して思いましたが、さすがにカンヌを制覇した後にノミネートだけでも快挙なのが受賞までしてしまうとはと調子よく喜んだ次第です。

韓国映画が世界的な注目を集めたのは『八月のクリスマス』(98)になるのか、『シュリ』(99)になるのか意見が分かれるように思いますが、長岡アジア映画祭を始めた当初、巨匠イム・グォンテク監督『開闢』『霧の村』、チェ・シンジル主演『手紙』といった作品を上映したのですが、それらは韓国文化院から無料でお借りしました。

イム・グォンテク監督の二本は日本で観れるのかわかりませんが、今となっては大変貴重な作品、
『手紙』はその後、無事にDVD化されたようですが、当時はこれが劇場公開されないのは変に思ったほどの号泣必死の恋愛映画。
これもまた今となってはになりますが、当時から韓国は国策として映画を文化として積極的に海外に紹介していたんだろう、その積み重ねの成果が今回のアカデミー賞受賞なんだろうと思います。

これで非英語圏の作品、もちろん日本映画もアカデミー賞受賞が夢ではなくなりましたが、その前にまず『パラサイト』よりずっと完成度の高い映画だと思ってる『万引き家族』がカンヌを受賞したなら、お祝いのコメントぐらい贈ろうよと、誰とはいいませんが思った次第です。

そして改めて『ほえる犬は噛まない』の小市民のドタバタに犬鍋をぶちこんで、爆笑させた後にほろりとするあの手腕。
あんな愛すべき映画を撮った監督が映画史を塗り替えてしまったことに心から祝福を。
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