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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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教誨師である牧師の講演



2月14日 映画『教誨師(きょうかいし)』上映と教誨師である牧師の講演

『教誨師』上映後、実際に新潟刑務所で教誨師を務める日本キリスト教団東新潟教会の小池正造牧師より講演いただきました。
小池牧師はシネ・ウインド公開時に『教誨師』を観賞し、大変感銘を受けDVDが発売されたらすぐに購入し、
何度も見返して、この日の講演に立ちました。

大杉漣さん扮する牧師が聖書のを死刑囚たちに説くフレーズが4つのシーンにあり、
いづれも別のフレーズなのだけど共通するのは”罪”がそのなかにあることを、
各シーンに沿ってお話しいただき聴講する皆さんは深く関心を寄せたようでした。

いわば映画の中でのキリスト教徒でないと意味が掴めないシーンが多々あるようで
話を聞いてて『教誨師』の脚本を書いた佐向大監督は相当、聖書について取材を重ね、
例えば冒頭、光石研さん扮するヤクザの組長が歌う讃美歌、あれは好きな人は好きだけどマイナーな曲なので、
なぜあの曲を使っているのか小池牧師も不思議に思ってるようでした。

また光石研さんが手を組んで神様に心の中で唱えると心が落ち着くと語るシーン、
実際に小池牧師はその唱え方をしてみせながら優しく皆さんに教えていました。
たぶんクリスチャンの方は数名いたと思いますが、
ほとんどは教会には結婚式以外はあまり利用したことない人が占めてるハズで、
聴講者は小池牧師の穏やかな語り口にたぶん教会で教えを説かれるような思いを抱いてたと思います。

そしてサプライズで来場した五頭岳夫さんも客席の端で熱心に聞き入ってて、
それを小池牧師は確認しながら五頭さん扮するホームレスの死刑囚の感動的な洗礼を受けるシーン、
そして大事に手にしていたアイドルのグラビアを漣さんに渡した際に書いた聖書のフレーズについても
五頭さんを目で確認しながら解説をしていました。

話の終盤に実際に新潟刑務所での活動を話されましたが、
やはりあまり機会のない場所、それも教誨師の活動についてやはり初耳なことばかりで、
お客様から書いていただいたアンケートには参加してよかったとたくさんあり、
何しろ“教誨師”という言葉を初めて知った人もおり、
それが映画とともに小池牧師の活動を聞き教誨師についてより深く知ったハズで、
今回、お世話になってる方を通して小池牧師に依頼をしましたが、
つくづく小池牧師にこの講演を依頼して良かったと思いました。

ただラストシーンに向けて大杉漣さんが思いつめたような迫力で刑務所の廊下をずんずんと歩くシーン、
あれはパンフを読むと漣さんたっての希望で撮影したそうですが、
新潟刑務所の廊下は映画のように綺麗でないこと、
また烏丸せつこさん(あぁ『四季・奈津子』)扮する関西弁のおばちゃんが漣さんの話の途中で怒り出して、
部屋を出てしまうシーンがありますが、
実際には部屋は施錠されているので、映画のように出ることはまずないとのこと。

そういった映画ならではの嘘も入れ込みながらも、小池牧師から観て映画の聖書の解釈について、
監督はなぜこのシーンに入れたのかと大変興味深く思ってることがあるようで、
もし佐向大監督のトークがあれば相手役は小池牧師にお願いして、
実際の教誨師であり牧師の視点から映画について深く掘ることができるように思いました。

いづれにしても30分はあっという間だったものの、
やはり牧師さんは話上手で皆さん引き込まれながら聴講しているのを目にし、
本当にお願いして良かったです。

また何かの機会がありましたら小池牧師、どうぞよろしくお願いいたします。
改めてありがとうございました。
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