FC2ブログ

長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

「映画館の休館で考えたこと」 東京特派員

*東京で働くS東京特派員より緊急事態宣言で映画館が一斉休業した現状と思いを綴って送っていただきました。
ありがとうございます。またこの件での続編をお願いします。
新潟県は休業には入ってないものの、先の日曜にシネコンで某ドキュメンタリー映画を観に行ったら
大劇場でお昼の回に上映され見ごたえがあったものの、
観客がたった3人でミニシアターも大変だけどシネコンもやはり大変だろうと思いました。

新文芸坐新文芸坐

新型コロナの影響で7日緊急事態宣言が出て翌日8日には東京の映画館は一斉に休業に入り1週間が経とうとしています。
その間に映画館に関していろいろな動きもありました。
それらについて自分が考えたことを書いていきたいと思います。

まず宣言が出るという報道があったのでシネコンが閉まる前にと駆け込みで『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』とリバイバル公開の『AKIRA』を見てきました。
その2週間前から東京埼玉は土日外出自粛にあわせて映画館は休館していたのでもうけっこう映画館はご無沙汰になってました。
今回見た2本ははどちらもIMAXだったのですが大きなシアターがかなりがらがら。
映画館はいわゆる三密ではないので新型コロナの感染の危険性は低い環境と言えると思いますがさらに安全な環境だったといえます。
しかしそういった合理性が通用しないのが未知のものに対する恐れです。
なにしろ亡くなっている方も大勢出ているわけですからなるべくリスクは避けたほうがいいのではないかという考えが多くの観客の足を遠のかせてしまうのは致し方ない。
私もその恐怖は心のどこかにあったのでしょうか。
映画館での映画鑑賞はやはりすばらしいものではあったのですが脇役に甘んじていたヒロインが自立して活躍するアメコミ原作の軽くて楽しい世界を見ても
80年代日本アニメ映画史に残る名作を見てもああこの映画が作られた頃はまだ世界は平穏だったんだなあ…などとつい思ってしまい素直に娯楽を楽しめない気分ではありました。

グランドシネマサンシャイングランドシネマサンシャイン

緊急事態宣言はとりあえず約1ヶ月続くようです。
その間休業を余儀なくされた会社や個人は大変な困難に直面することになると思われます。
映画館、特にミニシアターも存続の危機が心配されています。
グッズや前売券の販売や寄付を募ったりして休業で収益0になってしまう分をいかに補うか、
いろんな映画館がさまざまな方法を模索しています(私は関西劇場応援Tシャツを購入しました)。
また13日にはミニシアター基金が開始されました。
こちらは全国68館のミニシアターに150万づつ配分しようというクラウドファンディングです。

こうしたうちのひとつで、『精神0』の公開日をずらさずに同日ネット配信、配信での鑑賞料金を配給会社と映画館で分ける「仮設の映画館」という公開の仕方に興味を覚えました。
映画館に見に行って得る収入に加えネット上の仮想映画館からも収入を得るという仕組み。
足を運んでもらえる人々が観客の映画館は数の限界がありますがネットならどこからでもその映画を鑑賞することで映画館の収入になります。
http://www.temporary-cinema.jp/seishin0/

緊急事態宣言が出てはじめての週末は自宅で『インディペンデント・リビング』(田中悠輝監督)を配信で見ました。
3月に東京で公開したあと地方公開が始まるタイミングで自粛が始まりほとんど上映が止まってしまった映画です。
この配信の利益は上映予定だったミニシアターに分配されるそうです。
障害者がヘルパーの介助を利用して自力で生活する様子を追ったドキュメンタリーで、多くの人々が援助を必要としている現在の状況と通じるものがあり興味深く見ました。
今現在この映画が見れるのはよいことだと思います。
https://theaters.jp/2641

HUMAXシネマ池袋HUMAXシネマ池袋

実際新型コロナは特効薬やワクチンができなければ完全に安心はできそうになくそれには1年で収まるかどうか分かりません。
東京の映画館がすべて休業しているため新作の公開がどんどん延期になっているため地方のシネコンやミニシアターは
営業をしているのにいっさい新作が掛からなくなってます。これは苦しい。
東京は仮想映画館で、地方はリアル映画館で見るという方法は地方の映画館の窮状を救う手だてになるのでは。
また非常事態宣言が解除されて東京の映画館が再開されてもすでになされているように座席を減らして観客同士のキョリを保つなど新型コロナ以前とは違ったルールで映画館は上映しなければならないかも。
となれば映画館の減収も避けられない。
そんなときこのヴァーチャル映画館はミニシアターの新しい経営状態になるといいなと思うのですがどうでしょうか。
そんな風にいろいろ考えたりした一週間でした。

*ミニシアター基金
https://motion-gallery.net/projects/minitheateraid
スポンサーサイト



| 未分類 | 06:07 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

TRACKBACK URL

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/tb.php/2605-45b22ba6

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT