FC2ブログ

長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

FALLING DOWN 



セント・エルモスファイアー、ロスト・ボーイ、今ひとたび、フラットライナーズ、愛の選択、フォーリング・ダウン、依頼人、バットマン・フォーエバー、評決のとき、バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲、8㎜.、フローレス、9デイズ、フォーン・ブース、ヴェロニカ・ゲリン、オペラ座の怪人、、、、

一見、なんの脈略もない作品群ですが、その多くが興行的にヒットしながらもおそらく登場するスターやストーリーに惹かれて観客は足を運び、よほど熱心なファンでない限り監督ジョエル・シューマッカーの映画だからという理由で観たのは皆無に近いのではないかと。

先頃、ジョエル・シューマッカー監督(80歳)がガンで亡くなったという訃報が流れて、先のフィルモグラフィを眺めながら、80年代、90年代を中心にほとんど観ていたことに気づき驚いた次第です。

80歳という年齢なのかも驚かされながら巨匠や名匠という雰囲気は無く、賞とは無縁でひたすら職人に徹して、お客さんを満足させる水準以上の作品を連打していたことはやはり特筆、中には『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』と困惑させてしまう失敗作もあったりしますが、それも含めての職人技、
とはいえ与えられた企画ながらスナッフフィルムという映画を商売にしながら、絶対にやってはいけないことへの怒りが滲みでてた『8㎜.』のダークで苦すぎる展開に普通のハリウッド映画からはみ出たものを感じ、更に牙をむいて作家性を剥き出しにしたかのような『フォーリング・ダウン』を訃報を知った多くの映画好きがベストに挙げているのを目にし、やはり80年代、90年代に映画館で過ごした者にとって忘れることができない映画監督だったと思いました。

マイケル・ダグラス扮するホワイトカラーが夏の暑さにイラつき、一線を踏み越えてしまい、あれよあれよと暴走してしまう寓話として片づけられない姿は観ているこちらも、もしかしたらひょんなきっかけであちら側に転んでしまうかもと共感と反発がない交ぜになりながら観ておりました。

黒人差別がテーマの『評決のとき』はまさに今へと続くアメリカの問題がテーマで色褪せず、同じくジョン・グリシャム原作の『依頼人』など思い返しても非の打ちどころのない完璧な映画ではなかったかと。

しかし、その作品群から老いなど感じられませんが繰り返し80歳って、他にも同時代に活躍した監督達はもうそれなりの年齢なんだと、こちらも年取ったワケだと実感しました。

そして80年代の青春映画の金字塔といえる『セント・エルモス・ファイアー』
その後、フジテレビが臆面もなくパクッて恥ずかしく思いましたが、でもそれだけの影響力を確かに与えた作品、その後ジョン・ヒューズのような「青春映画の巨匠」への道を選ばずあくまで職人監督の道を選択し全うしたジョエル・シューマッカーに合掌。

そんな気に留めてなかった監督なのに訃報を知って、ホントに多くの作品を観てたことを無視できずにいてこの場を借りてお礼を。
スポンサーサイト



| 未分類 | 06:07 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

TRACKBACK URL

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/tb.php/2678-4dd21caa

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT