ちょっとオフサイド 「大林版 禁じられた遊び」

大変、お世話になった岡村毎日新聞元長岡支局長がブログを始めたので読んでくれと連絡が届きました。
『冬のアルパカ』を観た方なら取り立て屋のボスで通るかと思いますが、
どのような方かというと↓こちらを読んでいただけましたら。
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1755.html
ブログのタイトルはサッカー狂らしく『ちょっとオフサイド』
第一回は大林宣彦追悼記事で『この空の花』公開前に大林監督に取材した際の思い出を書いています。
https://glassgeneration.hatenablog.com/?fbclid=IwAR3PqgzvCb7rCzw45vix9pFc4TnyR2YwpcsoWVH-9vhhEzNzCsD7j4cYEfw
記事のタイトル「大林版 禁じられた遊び」は担当者も絡んだエピソードで、
初めて大林監督の講演会に行ったとき1991年(だったハズ)のNCホール、
大林監督は『ふたり』が公開された後のころ、
お話しの中で強烈に残った話がずっと忘れられなかったにも関わらず、
その後に読んだ大林監督の数多の著作にこの件は一行も触れておらず、
次第にあれは夢だったのかと思うようになり、
それを岡村支局長に話して取材の中で問ていただいたのですが、
ICレコーダーから書き起こした大林監督の話は記憶にある講演の時よりもずっとディティールが詳細なので、
(ざっくりと二つになっているような轢死体が放置されていた。
などとまでは話してなかったハズ)
これは大林監督にとっても生涯忘れられない記憶だったのだろうと。
封印したと思ってたこのエピソードをこのブログによれば
「大林宣彦 がんぼう」(2002年、角川書店)の中で話していたそうで、
ぜひ手に取って読んでみたいと。
https://www.kadokawa.co.jp/product/200105000492/
そしてやはりこのエピソードは大林監督の手で映画化してほしかった思いが改めて。
監督の脳内では何度も撮影されてたような気がするんですが、
それはリアルなドキュメンタリータッチなのか、キッチュでポップな『HOUSE』のようなタッチだったのか。
岡村支局長は思うことがあって毎日新聞を退社されたそうですが、
ブログの中に書いてる以下の文章、
“大林監督が全身全霊で映画に込めた反戦と平和への痛烈な思いを、
私なりに若い世代に何らかの形で伝えていきたいと切実に思っている。”
現在の職場でどのようなお仕事をされてるのか知りませんが、
思い出がこのように結実するのは素晴らしいことで大林監督も喜んでいるハズだと。
画像は長岡に赴任した頃に、このお店があれば食事もお酒も困らないと
贔屓にしていた長岡駅前 居酒屋・太陽の日替わりランチ。
大将には岡村さんが退社したことをお伝えしておきました、
お元気で、またお会いいたしましょう!
大林監督の新作『海辺の映画館 キネマの玉手箱』は9月4日よりTジョイ長岡で公開されます。
公式HP https://umibenoeigakan.jp/
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