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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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『おかあさんの被爆ピアノ』 東京初日レポ

東京のK's cinemaで公開が始まった長岡出身・五藤利弘監督新作『おかあさんの被爆ピアノ』を8月8日の初日に観賞したS東京特派員よりレポを送っていただきましたので掲載します。
ありがとうございます!

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すでに広島などでは先月から上映が始まっている五藤利弘監督の新作『おかあさんの被爆ピアノ』の東京公開が新宿ケイズシネマで始まったので初日の1回目の上映を見てきました。
リモート舞台挨拶もあり。この日は2回目まで満席です。

かつて五藤監督が手がけた被爆ピアノのドキュメンタリー番組が元になっていて、
この映画はそのドキュメンタリーの主役の被爆ピアノの修復を行いコンサート活動を行っている矢川光則さん(演じるのは佐野史郎)と架空の人物であるもう一方の主役AKB48の武藤十夢演じる女子大生が被爆ピアノを通じて家族の歴史を問い直す映画になっています(実在の人物と架空の人物が絡む虚実皮膜の妙もこの映画の魅力だと思います)。

そして広島のロケーションがすばらしい。
菜々子がすごすおばあちゃんの実家、訪れる町の風景がまるで自分も広島を訪れたような気分にさせます。
広島へトラックで向かう行程もロードムービーらしさがあっていい感じです。

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そしてピアノ。
被爆ピアノが主題ですから当然っちゃ当然ですがこれほどピアノ描写の比重が多いとは思いませんでした。
これがこの映画の主題である被爆ピアノの存在をくっきり見る者に刻み付けていたと思います。

映画を見る前に五藤監督が自ら小説化したノベライゼーションを読んでから見たのですが
小説で想像した以上の存在感を見せた武藤十夢、
小説読んだときから魅力的だった飄々としながら大人らしさのあるキャラクターの佐野史郎、
娘と母の両面を感じさせる演技を見せる森口瑤子と見事にキャラクターを肉体化させた出演者たちはホンと素晴らしかったと思います。

最後に流れる主題歌も心地よくて(歌は出演もしている南壽あさ子)。
直接の体験者がなくなる中でいかに過去の記憶を伝えていくかをじっくりと考えさせられながらも(こういうことを見ながら考えさせられるというのが実に映画らしくてよかったです)ラストなにか一歩を踏み出せた菜々子の姿にギリ希望を感じてさわやかな気分で映画を見終えました。

ぜひこの夏多くの人に見てもらいたい映画だったと思います。


↑このポスターはじめて見ましたが好きです。


『おかあさんの被爆ピアノ』

T・ジョイ長岡、シネ・ウインドで公開中 
8月15日(土)~ 高田世界館にて公開

公式HP http://hibakupiano.com/
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=9OeywtIcpfU&feature=youtu.be&fbclid=IwAR17mXDqW9zhU0xWjPDVk9WgYfsrCnpsR
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