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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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農民詩人の言葉を歌詞に ~かくしてバンドは鳴りやまず18~



農民詩人の言葉を歌詞に

中越のバンド新曲 岡辺清さんの作品に共感

過疎、出稼ぎ切なさ込め

 中越地方の男性3人組アマチュアバンド「With Caution(ウィズ・コーション)」が、魚沼市の農民詩人・岡部清さん(89)の詩集を基に、オリジナル曲を制作した。過疎化する里山の寂しさや家族と離れる出稼ぎの切なさなどをつづった言葉を、歌詞に盛り込んだ。「戦後立ち上がる国を支えた中山間地では家族の苦闘があった。そのことで詩で伝えてくれたお礼がしたい」と思いを込める。

 ウィズ・コーションは約40年前に結成。リーダーの若井武美さん(66)=長岡市=、星野淳さん(61)=同=、飯塚寿之さん(60)=柏崎市=の3人で活動している。水俣病や福島原発第一原発事故といった社会問題、田舎暮らしなどをテーマに曲作りに取り組んでいる。
 岡部さんは長年守門地域の高倉で農業を営みながら詩作を続けてきた。住まいを高齢者支援住宅に移した後の2018年には、4作目の詩集「山のムラから」を出版。以前から作品を読んで知っていた若井さんらは、この4作目に触れて作曲を決意した。
 メンバーは岡部さんと会って話しふるさとを訪れるなどをしてイメージを深め、1年かけて新曲「荒野に生きて」を完成させた。しっとりと抑揚のある曲調で、「風が揺らした黄金の穂皮」「町の暮らしには追いつけない」「この国のど真ん中をつくってきた出稼ぎの村」など、農民の自然の美しさを表しつつ、都市部との格差や複雑な心情を込めた。
 曲を聴いたという岡部さんは「歌詞に言いたかったことが入って素晴らしい。作ってもらえるとは想像しておらず、うれしい」と顔をほころばせた。
 曲の販売予定はないが、依頼があれば歌いに出向く。問い合わせは若井さん、090(1992)1085。

新潟日報朝刊 2020年 8月8日

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毎年、3月の上映会で福島への思いを歌っていただくおじさんバンド「With Caution(ウィズ・コーション)」が
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2540.html
↑こちらに続いてまた新潟日報にデカデカとした写真とともに掲載されていたとNさんから教えてもらい記事を転載します。
もうすっかり人気バンドなのでオファーがしづらくなるのではと危惧しますが、またの機会にお願いします!

画像はアオーレの大型ビジョンに登場したウィズ・コーションのみなさん。
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