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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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『淪落(りんらく)の人』 リバイバル



http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-2609.html
↑こちらで紹介し4月に観賞したアンソニー・ウォン主演の感動作『淪落の人』が
9月5日から9月18日までシネ・ウインドでリバイバル公開されると知りました。

4月の時はコロナ禍で緊急事態宣言が全国へと拡大、
やがてこの劇場も休館を覚悟していた頃の息苦しい中で観賞しましたが、
あれから各地への劇場はめでたく再開したものの、
感染拡大に対して政府は打つ手なし、
最高責任者は病気ならやめちまえよ(心の声)

などと下書きをしていたら、
本日一日、情報から隔離されていたので、
娑婆に降りたら何やらとてつもない朗報が。
これは赤飯炊いて提灯行列モノだと。
とはいえ莫大な負の遺産を被るのは確実でホントに迷惑なものの、
ともかく今日は本当に目出度い。
次は最低限、責任感があって漢字が読める方にぜひ。

それはそうとアンソニー・ウォンに戻ってまたスクリーンで拝めるのは嬉しく、
思い募って、わたしの好きなアンソニー・ウォンは数多ある作品群の中で
やはり1本挙げればジョニー・トー監督の『ザ・ミッション 非情の掟』
修羅場を潜り抜けた黒社会のボディガード達にボスを守れと招集が掛かって、
敵対組織と抗争を繰り広げるというシンプルな筋立ての中で
動でなく静のアクションで全編見せ切った僅か81分の大傑作。
アンソニー・ウォンは宍戸錠を思わせるルックスでボディガードのリーダーを抑えめに演じ、
(ちなみに『ハードボイルド』では役所広司、『インファナル・アフェア』では天地茂だった)
一癖あるメンバーをまとめて、これまでにない知的な黒社会の住人を演じカッコ良く、
しかもラストの含み笑いに拍手喝采でありました。
あわせてジャスコ、今はイオンのエスカレーターに乗るとあのテーマ曲が頭に鳴り響きます。

アンソニー・ウォンはとにかく芝居が巧く、天才的な俳優だ。
だから、監督なら誰もが彼を使いたいと思うことだろう。
だが、なにかというと、すぐ怒る。
だから、初めて組んだ監督は、誰もが面倒臭さに困惑するだろうな・・・(笑)
https://twitter.com/johnnie_to/status/1288294530375024641

ジョニー・トー監督の言葉だそうですが、そんな面倒臭い天才俳優をデビュー作で、
また違う一面を見せて感動作に仕上げたオリヴァー・チャン監督(ビックリするほど可愛い)の今後に期待も寄せて
『淪落(りんらく)の人』 をおススメいたします。

『淪落の人』公式HP http://rinraku.musashino-k.jp/
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