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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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長岡造形大学 大林宣彦客員教授追悼展示

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長岡造形大の客員教授でもあった大林宣彦監督の新作『海辺の映画館 キネマの宝箱』が
9月4日よりT・ジョイ長岡で公開されるのに合わせて、
本日から造形大にて大林宣彦客員教授追悼展示が行われるので見てみようと。

構内に入らず、屋外から展示を見れるようで、
それらしき場所を目指したら、この中庭はAKB48の『So long!』を大林監督が演出した際、
ひょんなことからお手伝いというか撮影に潜入した際に、
AKB48の面々がいて初めて目にして驚いた場所でありました。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-130.html

展示物は『この空の花』撮影時の小道具、大林監督のメッセージ入りサイン色紙、
あと特別講義の際の写真等々。

また学長のあいさつが飾られてリアルタイムで『HOUSE』や『尾道三部作』を観てたようで、
初めて大林監督にお会いした際の感激はよく理解できました。

ただ展示されてある『So long!』のポスターはすでに色あせており、
否応なしに流れた月日を感じさせてくれたほか
特別講義にはお世話になってるヨールグ・ビューラ先生が常に大林監督の傍らにおり、
よくこの大林監督の講義の様子をビューラ先生から聞かされましたが、
その頃は大林監督について疑問・疑念を抱いてた頃なので、
ただ耳に入れてただけですが、
ビューラ先生、サスガに去年の東京国際映画祭で『海辺の映画館』上映に招待されただけに、
監督との親密ぶりがよくわかりました。

とはいえ欲張ることを書けば特別講義は当然撮影してただろうから、
この際、講義の様子のビデオを流したり、
さらに元祖インディーズの大林監督の自主映画時代の貴重な作品の数々を、
それこそビューラ先生の解説付きで観賞できる機会を
長岡造形大学なら作れるのではないか、立派な映像ホールもあることだし。

やはり大林監督はあの語りを耳にして、
そして日本映画を切り開いてた作品の数々を目にしてこそ、
本領に触れるのではないかと思いました。

展示会の詳細はこちらを↓

9/1から故大林宣彦客員教授の追悼展示を開催します
https://www.nagaoka-id.ac.jp/news/2020/08/26/2480/

・期間:9月1日(火)~9月11日(金) 9:00~17:00 最終日は15:00まで
・会場:学生エントランスのガラス廊下

『海辺の映画館 キネマの宝箱』公式HP https://umibenoeigakan.jp/

追記
『HOUSE』『ふたり』『あした』などの大林映画の脚本を手掛けた桂千穂氏が亡くなったそうです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/33f4dc1d3c7df3205a1c3763c9ce4fe315369524
フランス書院文庫も書かれてて『ふたり』と結びつかなかったのですが、
にっかつロマンポルノの脚本も書いてたとしりなるほどと思ったことがありました。合掌。
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