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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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アオーレ長岡 における映画「人生をしまう時間(とき)」上映に際し



下村幸子監督より届き11月7日『人生をしまう時間(とき)』上映前に読み上げたメッセージを掲載します。
下村監督、本当にお忙しい中、ありがとうございます。

『人生をしまう時間(とき)』公式HP  https://jinsei-toki.jp/

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アオーレ長岡 における映画「人生をしまう時間(とき)」上映に際し
                                  
皆様、本日はアオーレ長岡に映画「人生をしまう時間(とき)」を見にご足労頂き本当にありがとうございます。本来でしたらお会いして、お礼を申し上げたいのですが、このようなカタチでご挨拶させていただくことを、お許し下さい。

この映画は、2018年の5月にNHKのBS1スペシャル「在宅死“死に際の医療”200日の記録」として放送した番組をもとに、新たなシーンを加え映画化したものです。
テレビでもご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。ただ、テレビ制作と映画では、その手法は異なります。テレビは、途中からや、たまたまその番組を観る方もいらっしゃるので、ナレーションなどを駆使しなるべく「解りやすく」つくります。
一方、映画は、お客さまは、この映画を見るという、はっきりした目的で、2時間近く暗がりの中に座っている「覚悟」をもって来てくださっている。そこが大きく違うのです。私は、その皆様の「覚悟」にある意味、かけてみたくなったのです。ですから、あえてナレーションを全部抜き去り、最小限のスーパーだけにしました。そうすることによって、あたかも、皆さんが私のカメラアイをとおして様々な人々の「しまいの時間」に立ち会っていらっしゃるかのように感じて欲しいと思ったのです。
なぜ、そうしたかったのか。それは、「死」と向き合うということを、映像の中の患者さんや家族の方々と共にして欲しいと思ったからです。それは、自らカメラを回し、かけがえのない「しまいの時間」をともに過ごさせていただいた私自身の経験でもありました。
人間は、長岡のシンボルであるフェニックスのように「不死」であることはできません。
「死」は、誰にでも等しくやってきます。
自分や愛する人の「しまいの時間」について考えることは、明日をどう生きるかを考えることに繋がっていくと、スクリーンの中の、今は亡き人々から教えられました。
特に、未知のウィルスが蔓延する昨今、そのことは私のなかで益々大きく響いています。
この映画をとおして感じた事を、帰ってからご家族や大切な人と話し合っていただけたら本望です。

下村幸子
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