ルート116

時折吹雪の空模様、
与板のでくのぼうに「東電テレビ会議 49時間の記録」のチケットをお願いした後、
和島の道の駅でガンジーソフトを横目にポスター掲示とチラシ設置をお願いして、
国道116号線に入り西へ柏崎を目指す。
「東電テレビ会議 49時間の記録」には柏崎・刈羽原発の会議室の様子も終始登場するだけに、
25キロ以内にある長岡も決して無関係でないと思い、
上映の意思を持ったわけですが、
長岡に合併となった和島から国道116号線でいけば柏崎・刈羽原発は
すぐにたどり着く距離を実感しながら、
西川を超えて刈羽に入ると原発から東京へと向かう送電線が目に入り、
やがて右手には原発へと続く道路が。
道中、協力していただいてる方に棘のように突き刺さってる思いを吐露すると、
「全然気にすることもない」と言われて胸をなでおろしながら柏崎の街へと。
上映会後援をいただいてる新潟日報社の柏崎支局を見つけて飛び込みで紹介。
記者の方は熱心に聞いていただきよかったと思いながら、
カフェであるえとせとらに到着し、こちらでもチケットをお願いしてランチを。
画像は日替りランチです。
お店の中で柏崎の地方紙、越後タイムスのバックナンバーを読んでいると
昨秋あった池上彰氏の講演会の記事が。
原発に賛成・反対でなく考えるきっかけとして
柏崎市が招いたようですが、こんな著名な方の講演が行われたと初めて知り、
読んでみると原発のメリット、デメリットを紹介し、
それではどうすればいいのかと最後には
「柏崎市の皆さんで考えること」と結ばれてましたが、
それはそれで重いことではないかと、
ちょうど”脱原発”が争点の一つになってる都知事選が行われてる現在から見て思いましたが。
新潟日報三面は都知事選の連載企画としてこの日、
脱原発が争点なことにたいして東京在住の新潟県出身者の揺れる思いが書かれてましたが、
気になったのは賛成も反対も経済の視点から発言していたこと。
3.11前に誰もがあのような大事故を起こし福島が大きな犠牲になるなど想像もしなかったハズで、
この選挙を経て万が一再稼働となっても大事故を絶対に起こさないなど、
少し想像をすれば言い切れないと読んでて思いましたが。
えとせとらの後には柏崎日報、柏新時報にまた飛び込みで紹介。
しかし柏崎日報に以前、長岡アジア映画祭の取材にわざわざお越しいただいた記者がいないので、
お尋ねしたら昨秋亡くなったと知り呆然としました。
自分はきちんとお礼をしたかと思い返しながら柏崎を後に。
えとせとらでは3月9日「アンダー・コントロール」の上映会が開かれます。
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