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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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Slipping Away

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本日、12月18日はキース・リチャーズの77歳の誕生日。
ジョン・レノンが生きてりゃ80歳だと思うと、まだ若いんだななどと思ったりしますが、
かつてドラッグで死にそうなミュージシャンに真っ先に挙げられたことを思うと、
毎日が前人未到の域を更新してるザ・ローリング・ストーンズのギタリストとして現役を貫き、
ロックスターのアイコンとしてカッコ良く、ホントに尊敬する存在です。

2009年に市民映画館をつくる会でマーティン・スコセッシ監督の
『ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト』の上映会を開催。
60代半ばとなっても転がり続けてライブをこなすストーンズを
自作でたくさんストーンズの曲を流してるスコセッシが敬愛の思いを込めて記録。
この中でラストの『サディスファクション』を演奏後、
サスガに度重なるプレイ続きで疲労もあってかギターを万感の思いで抱えるキースの姿に深く感動を覚えていました。
しかしあのライブは2006年のもので、
あれから15年近く経ってもツアーをこなし現役続行となってるのはホントに頭が下がる思いです。

しかし長岡市立劇場のデカいスクリーンにインタビューに応えるキースの皺だらけの顔がアップになったのはいろんな意味でド迫力でした。
どんな人生を生きたら人はこんな異形になるのかと。

キースの自伝「Life」ではストーンズだけではなくソロ活動で名声を得たいミックと、
あくまでバンドマンとしてライブに専念したいキースの確執が、
キースの側から赤裸々に語られて本当に80年代は危機一髪だったと思い返しながら、
それだけに、この本の読後に仲直りの曲「Mixed Emotions」が余計に感動的に聴こえたりしました。

ついでにこの本の中で自身がヘロイン中毒となっても死ななかったのは、
混じり気のない高級な純度のいいヘロインを打ってたと語ってるのは大笑いしました。

今はドラッグは無論、クリーンとなって酒もタバコも控えて、
さらにコロナ禍でガーデニングに目覚めたそうですが、
ストーンズも今年はツアーに出てた予定が延期、
2022年はストーンズ結成60年(!)、キースやミックはともかく最年長チャーリーは大丈夫かと思ったりしますが、
無事に迎えて大きな打ち上げ花火を挙げるように祝福、できたら来日してほしいと願ったりします。

あと『シャイン・ア・ライト』の宣伝でポスター貼りしてた時の思い出は
まず音楽食堂にポスターを貼らせてもらったら、すぐさま破られていたのは、
ロックファンの複雑な心境を感じ、こちらもポスターの残骸を眺め凹んだことと、

今は無き長岡市立厚生会館脇に立て看板へ貼ったポスターを見た方が
「へぇー、ストーンズが市立劇場に来るんだ」
などと呟いてたことでした。
そりゃ、レイ・チャールズが歌ったことがあるとはいえ、
長岡市立劇場にストーンズは幾ら何でも来ないでしょう、
等と脇で耳にして思いましたが、
でも結成60周年に、ただ映画を上映した劇場に本物のストーンズが来るの夢を見ても、
それはいいんじゃないかと。

ともかく77歳、ハッピーバースデーということで。

https://www.youtube.com/watch?v=rz8oEjUfPhs
↑『シャイン・ア・ライト』には登場しなかったものの、
キースのボーカル曲で一番好きな曲であります。
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