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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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みなとまち海浜公園



『れいわ一揆 製作ノート』を読了したので、再び『れいわ一揆』を

この本にはれいわ新撰組の立候補者10名のうち、山本太郎氏を除く9名の候補者が
選挙から二か月後に、あの熱狂を振り返るながら現在の心境を語るインタビューが収められており。
映画ではその一部が使われたものの、本にはすべて採録。

候補者の一人、蓮池透氏はインタビューを受ける場所として柏崎の「みなとまち海浜公園」を指定。
原一男監督と島野千尋プロデューサーはわざわざ柏崎まで出向き、
蓮池氏のインタニューを収録したことになりますが、
ここはバックに柏崎刈羽原発を臨み、さらに弟・蓮池薫氏が北朝鮮によって拉致された場所でもあり、
東京電力の社員でもあった蓮池透氏の人生の禍根を象徴するような場所。

原監督はすぐさま
「日本の矛盾の、何て言うかダメなところが二箇所もあるわけですよね。ここは」
と感想を漏らします。

観ながら、ここはそうか「みなとまち海浜公園」と言うのかと感慨深く思ったのは、
担当者は二回ほど、ここを訪れて日本海と原発に目を向けたことがあったので。

https://www.tokyo-np.co.jp/amp/article/74981
↑こちらの記事を読みながら、この大ウソつきが拉致問題解決を最優先の課題に挙げたことは、
当初はここは期待をしたことは確かだったことを思い出しながらも、
やがては国難として北朝鮮を利用、票集めとして家族会を利用していたことは嘔吐の極み、
一向に成果が上がらないのに「トランプ大統領の次は私が向き合う番だ」
などと出来もしないことを公言した時はサスガにパラノイアではと確信、なんの期待も持たなくなりましたが、
国会の場でウソを重ねて発言してたことは最高責任者として陳謝だけで納まるようなものか、
本来なら留置場行きが筋なのに落としどころが、
国会での陳謝になったのかもしれませんが、
これも現政権が世論の矛先をかわすための生贄だと思うと諸行無常、
でも少しの同情もありません。

蓮池氏はインタビューで
“原発に「賛成」「反対」と表明しないことは地元の人にとってタブーでなくマナー”と言われたこと。
マナーがルールになったら、それこそモノを言えない社会になることを危惧。
しかしそれこそがお上の手法だとして、いくら分断されても声を上げていかなけらばならないんじゃないか、と。
おそらく故郷・柏崎に戻って感じたことを述べており、とても関心を持って読んでおりました。

冬本番が到来し、今夜もみなとまち海浜公園は荒波が押し寄せているんだろうと。
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