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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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「映画で見る現代チベット チベット映画特集」と『羊飼いと風船』



S東京特派員よりチベット映画特集の寄稿が届いたので掲載します。
『第8回長岡アジア映画祭』で『チベットの女 イシの生涯』を上映したことがあり、
http://www.bitters.co.jp/tibet/index.html
あの作品は中国の巨匠シエ・フェイ(謝飛)監督がオールチベットのスタッフ、俳優とともに撮ったチベット語映画で
記憶に残ってますが、
今やチベットから高い評価を得る監督が登場しているのかと。
ただ『チベットの女 イシの生涯』も『羊飼いと風船』も配給会社が同じビターズ・エンドとなり、
根気強く映画でチベットを紹介してる配給会社も重要だと。
まぁ、ビターズ・エンド様とはいろんな思い出があったりしますが。

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岩波ホールでチベット映画特集、同じ時期にシネスイッチ銀座で『羊飼いと赤い風船』が上映と一度にたくさんのチベット映画が見れるという珍しい事態に。
この機会に『ラモとガベ』、『タルロ』と『羊飼いと風船』を見てきました。

岩波ホールの「映画で見る現代チベット チベット映画特集」の上映作品は以下の7作品です。
ソンタルジャ監督作品
『ラモとガベ(原題)』日本プレミア上映
『巡礼の約束』
『草原の河』
『陽に灼けた道』劇場未公開
ペマ・ツェテン監督作品
『タルロ』劇場未公開 東京フィルメックスグランプリ
『オールド・ドッグ』劇場未公開
チャン・ヤン監督作品
『ラサへの歩き方』

チベット人監督によるチベット語映画というのが2005年のペマ・ツェテンの長編デビュー作『静かなるマニ石』で実はわりと新しいものというのが意外でした。
そしてソンタルジャ監督はペマのスタッフだった人で現在のチベット映画はこのふたりを指すといっても過言ではない状況なのにどちらも世界的注目を集めてるというのはすごい状況だと思います。

どちらも近代化と伝統の間に揺れ動く現代チベット人を描くのが共通。
ふたりの違いをざっくりというと登場人物がある謎を抱えていて徐々にその謎が明らかになっていく展開で観客をぐいぐい引っ張っていくソンタルジャ監督、簡潔な語り口と端正な画面構成で魅せるペマ・ツェテン監督という印象です。

あとどちらも出てくる子供がかわいいです(笑)
こどもや家族の話になってるのはやはり検閲があるからでしょうか(政府批判など表面的にはまったく描かれませんが中国政府の検閲を通過して製作された映画だということも留意して見てみるのも重要かと思います)。

こうした特集という形はチベット人自身によって作られた映画でチベットの現在の様々な問題にふれるよい機会なのではないでしょうか。
ペマ・ツェテン監督は東京フィルメックスで三度もグランプリを取っていますが一般公開は『羊飼いと風船』が初。
その他のグランプリ作品『オールド・ドッグ』と『タルロ』が今回見れるのもよかったと思います。

「映画で見る現代チベット チベット映画特集」は東京上映が終わりましたが京都、名古屋、大阪などで上映されるようです。
http://moviola.jp/tibet2021/

『羊飼いと風船』はイオンシネマ新潟西で上映済みです。
http://www.bitters.co.jp/hitsujikai/
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