普通の生活

“母たちは言う。
「福島県の経験を全国に生かしてください。ここで起きたことは
全国どこでも起こりえるのです。原発がある限りは…」”
小林茂監督の「チョコラ!」の撮影を務めた吉田泰三監督(あだ名はゾウさん)の初監督作「普通の生活」の上映会が三条で開かれるのでご紹介します。
「チョコラ!」で担当者が好きなシーンのひとつに少年たちがサッカーをするショットがあるのですが、フットボール映画ベストシーンなんてのがあれば推薦したいほどいきいきと躍動感溢れるスコーンと突き抜けたようなショットで目を見張らせました。
自らも熱心なサッカーファンであり、「チョコラ!」の撮影中はキリマンジャロ登頂を果たしたり、
「チョコラ!」のケニア上映で再訪した際はナイロビマラソンにも出場を果たすなど大変な体育会系です。
その吉田監督がキャメラを手にしボランティアで駆け付けた3,11後の福島の家族たちに目を向けた記録映画です。
“普通の生活”のタイトルは観賞者それぞれに深く問いかけるだろうと思います。
“この映画は、福島県に残るにしても、
出るにしても、覚悟をもって、日々迷い、葛藤し、泣き笑いする、
そんな母たちと共に在りたいと思う作品です。”
「普通の生活」 作品時間90分 制作ネイバース
監督・撮影 吉田泰三 編集 小林眞人
公式HP http://ordinarylife.bgettings.com/
日時 3月9日(日)
会場 三条市総合福祉センター
時間 14時~16時30分(予定)
入場無料
札幌から来場する吉田泰三監督のトークもあります。
主催 3,11福島を忘れない!三条実行委員会
問い合わせ 電話0256-33-7793 (みずすまし)
なにげない日常がどんなに大事なものだったのか。
人は大きな災禍にみまわれたとき感じとる。
原発が爆発し、放射性物質の危険を感じながら生きる「普通の生活」とは?
この映画は人間の内面を静かに見せる驚くべき映画である。
映画監督 小林茂
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