ぼくたちがここにいる 本当の理由

「監督は水俣に行ったのはいつ頃でしたか?」
「『MINAMATA』観た?
自分が初めて行ったのは大学二年の春だったから1974年の時だったなぁ、
それ以来何度も通ったし、京都で写真展も開いたよ」
映画ではユージン・スミスは1973年まで水俣に滞在していたとあったから、
監督とは入れ違いだったのか、
でも水俣は監督が青春期に歩いて多大な影響を受けた地でもあるから、
映画で水俣病がまた注目されてることに大変関心を寄せているようでした。
その後、自身が新潟水俣病の映画に撮影監督として
深く関わることになるとは水俣に足を踏み入れた青春期の監督は思っていただろかと。
『MINAMATA』が公開されて観た後だけに、この話を本来ならもっと尋ねたいのですが
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3127.html
↑こちらに書いた『なぜ君は総理大臣になれないのか』上映会を無かったことにしようとする動きに対し、
監督に相談したら
「これは表現の自由への侵害だから真剣に考えなきゃならない問題だよ」
と親身になってアドバイスしてくださり、
さらにお忙しいにも関わらず時間を割いて動いて下さいました。
感謝しかありません。
[もし自分の作品がこんな扱いをされたら到底受け入れることができない]
↑監督は二言目にこのセリフを吐いています。
いづれこの件の当事者と会って話をすることになりましたが、
同じ申し出がでたら、こちらも同じく吞むことはできませんと。
改めてここで引き下がったら、これまで上映してきた映画と作り手に対して申し訳が立たないと。
ついでに元シネ・ウインド支配人の橋本さんにも報告してますが、
「しかし君はおかしいから次から次へとおかしな目に遭うねぇ、
全く君の傍でカメラを廻してドキュメンタリー映画を撮りたいよ」
などと毎回軽口を叩くので、
「いや、そんな映画、自分は観たくありませんよ」と即答。
無論、橋本さんもこの件、憂慮してます。
『プリズン・サークル』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3098.html
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=6lHlaX7VZA0
『陶王子 2万年の旅』長岡上映と柴田昌平監督×宮尾亨先生対談
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3110.html
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=-9cMkORXCeg
スポンサーサイト
| 未分類 | 22:45 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑