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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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馬高縄文館



「火焔土器」「火焔型土器」「火炎土器」

『陶王子 2万年の旅』上映会を前にこのブログやリリースで気を付けていたことは
「火炎土器」ではなく「火焔土器」と表記することでした。
しかし資料を読んでいくと「火焔型土器」との表記もあり、
「火焔土器」と「火焔型土器」とはどう違うのか?
火焔型土器好きの方からすれば、ほんの初心者程度のこともわからないまま、
映画の宣伝をしているのもなんですが、
それでは不味いと思い、以前訪れた馬高・三十稲場遺跡隣の
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3129.html
馬高縄文館を勉強がてら訪れました。

開館と同時に入館し一人でぼーっと眺めていたらかわいそうに思ったのか
学芸員さんが「何か質問ありますか?」と尋ねてきたので、
すぐさま「火焔土器」と「火焔型土器」の違いについて教えを請けたら、
この馬高遺跡で昭和11年に最初に発見された上部のある突起物のある土器のみを「火焔土器」と呼び、
それ以外の同じ特徴の土器を「火焔型土器」と呼ぶそう、
さらに火焔型には王冠型もあるため、これらをまとめて「火炎土器」と呼ぶそう。

「火炎土器」と書いても決して間違いではなかったと知りましたが、
特筆なのがここ馬高遺跡で最初に発見されたもののみ「火焔土器」と呼ぶのかと。
すでに商品登録されてるとのことですが、
縄文土器の代表格である「火焔型土器」の中で一つしかないのがここで発見された「火焔土器」とは、
初めて知って驚いた次第、その割にはあんまり知られてないような、どうなんでしょうか?
担当者が知らなかっただけ?なのかと。

現在、この博物館で最初に目に入る「火焔土器」は長野に出張中でレプリカが飾られていましたが、
確かにこれが唯一無二と思うと余計なものを全てそぎ落としたような紛れもなくアートだと。

ほかに館内で圧倒されたのは長岡市内30か所の遺跡で発見された「火焔型土器」が壁一面に並んでること。
小から大、寸胴からスマートと大きさも形も違いながらも、
上部に突起物のある「火焔型土器」がズラリと並んでいるのは圧巻、
それ以上に長岡ってそんな30か所も縄文遺跡があるのかと。

ちょっと広告会社が絡めば安易に“縄文のふるさと”となって町おこしとなるのが、
あんまりそんな印象が薄いのは長岡は謙虚、ということか。

ちなみに馬高縄文館は現在特別展として
「信濃川流域の縄文草創期 早期の土器文化」展を開催中。
火焔型土器前のシンプルな土器が展示されていましたが、
以前から思っていたのはそんなシンプルな土器へのアンチテーゼが
積もりに積もったとある縄文人が己の感性を文字通り爆発させてしまった、
いわば“パンク”として衝動的に造り上げたのが「火焔型土器」ではないかと。

しかし館内の「火焔土器」の誕生という説明文を読んだら、
北陸、東北地方南部、関東中部のそれぞれの特徴ある土器の流儀を取り込み、
発展させたのが「火焔土器」とのこと。
これって何かと共通点がと思い出したのが、
ブルース・リーが編み出したあらゆる武術の良いところをミックスさせ発展させたジークンドー(截拳道)。
火焔型土器とはブルース・リー、担当者的にはしっくりとくる定義となりました。

ただ「火焔型土器」が花開いたのは1万5千年といわれる縄文時代の中でほんのわずかの間とのこと。
約5千年前に長岡に住んでいた縄文の人はどんな思いで「火焔型土器」を造っていたのか。
すぐ隣にこの「火焔土器」を生み出した縄文の人の息遣いを感じるようなことができて、
これはもう浪漫と言っていいのかと。

正直、これまで足を運んでなかったのはかなり損、
でも上映会をきっかけに今回足を運べたのはヨシとしたいです。
長岡の小学校はバス遠足で生徒を連れながら、この浪漫を素通りして歴史博物館に行っちゃうんでしょうか。

あとロビーには『陶王子 2万年の旅』のポスターが掲示されてました、ありがとうございます。

しかしこちらはいくら芸術に疎いとはいえ「火焔土器」に拮抗してるとはとても思えないオブジェが玄関前に(以下割愛)

馬高縄文館 HP https://www.museum.city.nagaoka.niigata.jp/umataka/

『プリズン・サークル』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3098.html
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=6lHlaX7VZA0

『陶王子 2万年の旅』長岡上映と柴田昌平監督×宮尾亨先生対談
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3110.html
予告編 https://www.youtube.com/watch?v=-9cMkORXCeg
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