fc2ブログ

長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

PRISON CIRCLE

FDCRmyyaAAEMxoQ.jpg

昨日、『プリズン・サークル』『陶王子 2万年の旅』上映会が無事終わりました。
お越しいただいたお客様、ありがとうございました。
スタッフの皆様、お疲れさまでした。

坂上香監督よりいただいたメッセージを読み上げて『プリズン・サークル』上映開始。
会場整理係のスタッフと事前の打ち合わせで、
エンドロールが流れたら退席するお客さまがいるだろうから扉を開けっぱなしにした方がいいのでは?
と問われましたが、担当者は「この映画はエンドロールになっても誰も席から立たないハズ」
などと妙な自信を持って返答したところ、
やはりエンドロールになっても誰も席を立たないばかりか、
エンドロールが終わって灯りがついたら、
客席から一斉に拍手が沸き起こったことまでは予測できませんでした。

確かに最後にTCで子ども時代の壮絶な父親からの虐待を受けた青年が、
出所後に顔のモザイクを消して新たな旅立ちとなるシーン、
観賞した皆さんは彼の背中を押すかのように拍手をしたのではないかと。

その後、「感想を語り合う座談会」は保護司の遠藤悦子さんに直前に進行を依頼。
マイクを持った遠藤さんは保護司の活動について話しながら、
映画の感想、自身の活動と経験からみて驚きと感動を得たことをお話しいただいた後に、
挙手したお客様の感想を聞きながら遠藤さんも意見を言う、
明記した「感想を語り合う」ことができて大変良かったです。

その後、遠藤さんからは
「ほんとに知らない 知ることのできない世界を見せて頂き、私にとってはより深い関わりのあり方を示唆して頂きました。
普段からより近い関わりをしている私にとってそうなのだから、昨日の映画を観た方達はもっと心揺さぶられる世界だったはず」
との感想が送られてきました。
そういう風に言ってくださるのは上映した甲斐がありました。
改めてありがとうございました。

ただ映画を観終えて思うのは彼らのような壮絶な過去はなかった自分もバッドタイミング、何かの拍子にコケていたら、
あの黄色い椅子に腰かけ、話したり受け止めたりしてたのは自分かもしれないこと。
彼ら受刑者の姿は決して他人として映らないと、
そういった旨で感想を話す方が何人かいて共感しておりました。

いづれにしてもエンドロール後に自然と沸き起こった拍手は坂上香監督に聞いてほしかったと思いました。
スポンサーサイト



| 未分類 | 22:38 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

TRACKBACK URL

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/tb.php/3174-40a5913f

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT