TPPを考える集会

プレ・イベントで「モンサントの不自然な食べもの」上映後にお話いただく、
堀井修先生がコーディネートを務めた「TPPを考える集会」に参加しました。
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-15.html
20年前に締結されたNAFTA(北アメリカ自由協定)で農業が大きな痛手を受けたメキシコ
FTA(自由協定)が締結された韓国と識者を招いての現状報告。
メキシコからは主食のトウモロコシがアメリカ産にどんどん侵食されている現況、
それを日本ではコメに置き換えると想像してみること、
また韓国の済州島では外資系の病院が設立されたものの高い治療費のために、
地元の人が診察にいけない現状、
それらを自分たちのことと考えることが大事なのではないかと、
堀井先生は最後にまとめていました。
それとメキシコ、韓国からの識者が自分たちは失敗したが日本はまだ間に合うからと、
参加者に強く呼びかけていたのも印象に残りました。
ちなみに韓国の識者は反対運動を展開してるときに
人々にマイケル・ムーア監督の「シッコ」を劇場で観るよう働きかけたそうです。
それを踏まえて同じように「モンサントの不自然な食べもの」に登場する
アメリカ、メキシコ、インド、パラグアイなど各国の生産者が、
痛い目にあっている深刻な現状はTPP参加後の日本の姿のように、
映画を観たら受け取ると思うのでぜひこの集会に参加した方々も観てほしいと切に思いました。
などとぼんやり考えてたら最後に司会の方が6月30日の上映を紹介いただきました。
新大の伊藤先生が気を利かせていただいたようでありがとうございます。
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