映画撮ろうぜ!

長岡・山古志ロケ映画『冬のアルパカ』の原田裕司監督は長岡造形大学の非常勤として
現在週に1回、東京から造形大の視覚デザイン科で映像の授業を行っています。
それで課題として各班に分かれてショートムービーを撮影、
その中の1班がおじさんの誘拐犯役を探してるのでよければ出演しないかとのお誘いがあり、
犯罪者というのはネックに思いながらも原田監督の頼みならばと承諾し撮影に参加しました。
送られてきた脚本は誘拐犯というより完全に変質者ではなかろうか、と一抹の不安を抱えて、
撮影場所の造形大の外れにある倉庫へ迎えに来た原田監督とともに到着。
実習班4人と俳優役で誘われた友人の5名とともに撮影開始。
各パートというより、それぞれが兼任を兼ねた最低限のスタッフの映画つくりながらも、
互いにアイデアを出し合って妥協と無縁の真剣勝負となり、
19時に始まった撮影は日付が変わる寸前まで続いておりました。
こちらも彼らの期待に応えようと思いながらも、
如何せん演技などできるハズもない素人で精一杯、
しかし少なくとも学生監督の指示にはきちんと応えようと、
結果、監督の狙いまでいかなくても自分でも善戦したのではないか、
むろんスタッフの皆さんが親切丁寧で乗せてくれた成果でありましたが。
原田監督はカメラ操作を主にアドバイスし、シーン毎のつながりのチェック。
また様子を観に来た造形大のビューラ先生は照明の位置を確認して頷いてました。
撮影を続けながら紛れもなくここにまぶしい青春があると感じ、
彼らにいつしか羨望の眼差しを送りながら、
こちらも大いに刺激を受けたりしました。
ついでに誘拐された少女役の学生と合間にこちらのバカ話を話してたら、
互いにモーニング娘。のファン、しかも推しメンが一緒なことを知り、
モー娘。が好きで本当によかった。
無論、それだけでなく二人の女子大生に「どんな映画が好きなのか」とリサーチをしたら、
やはり互いの共通として新海誠監督のようで新作も当然観に行くとのことでした。
最後は犯人なので逃走するシーンを何度も全力疾走、
もうイイ年なんだからと自分でも思いながらも最後まで完走せねばと走りに走りました。
これで少なくとも担当者の撮影シーンは全ておしまい「お疲れさまでした」となるかと思ったら、
「細かいシーンがあるので明日の夜も来てください」と粘りに粘った学生監督の一言にえっ!と。
また頑張りたいと思います。
スポンサーサイト
| 未分類 | 01:55 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑