香川のメディア王

国会議員パーティー「代金10人分、出席は3人」?不可解な依頼の闇
とあるドキュメンタリー映画に、一人の女性が怒りをにじませるシーンがある。「半額のシールをスーパーで探している私には、こんなやり方は意味が分からない」。現職の国会議員が政治資金パーティーを開いた際、招かれた企業が代金を支払うチケット枚数に対して、参加人数を絞るよう依頼されていた、と証言したのだ。一体何が起きていたのか。関係者を追った。
2021年秋の衆院選を追い、同年末に公開された映画「香川1区」(大島新監督)。作品の中盤にこのシーンはあった。
https://mainichi.jp/articles/20221109/k00/00m/040/214000c
2022年11月12日付の毎日新聞ネット記事より。
『香川1区』を観た毎日新聞の記者が映画の中の政治資金規正法に触れる件に着目して取材した記事。
肝心の現職国会議員の名前が出てこないのが、及び腰に読めますが、
この現職の国会議員とは初代デジタル担当大臣の平沢卓也議員。
映画『香川1区』で小川淳也議員と何もかも対照的で立ち塞がる大きな存在であるもう一人の主人公。
四国新聞と西日本放送オーナー一族で「香川のメディア王」として君臨。
しかし、なんというかこんなグレーゾーンの資金集めはあの方ならやってるだろう、と思わせる節はあったりしますが、
それ以上に闇を感じるのは映画の告発者はこの件を地元のマスコミに訴えても握りつぶされるだろうから、
選挙戦を取材に来た大島新監督のもとへ告発したこと。
少なくとも香川ではメディアは全く信用されてないことがよくわかり、
これは香川で報道を生業にする人たちはどのような心境にあたるのか。
映画では東京の小川番の四国新聞の記者はヘラヘラした軽薄な印象を持ち、
さらに香川のNHK記者は平沢陣営をアシストする謎の行動がカメラに収められ、
当然選挙戦で四国新聞は徹底的に小川候補者をやり玉にあげる偏った記事を書きなぐって、
平沢陣営をサポートと、なんというか報道者としての矜持がはじめら携わってないような記者で埋め尽くされてる印象が。
先の不正な政治資金パーティの件はついに刑事告発されてしまい、
そうなると映画がジャーナリストとして“報道の使命”を果たしてるように映ります。
<デタラメ依頼文入手>平井元デジタル大臣がパー券不正で刑事告発さる 「悪質でボッタクリだ」と専門家
https://news.yahoo.co.jp/articles/c3e2eae5438a752c9d93b81b7468542afe52eb3d?page=1
『香川1区』の予告編にあるように平沢議員は選挙戦の最中、
https://www.youtube.com/watch?v=A8grZWAAF5Y&t=137s
街頭演説で『なぜ君は総理大臣になれないのか』は観てないのにPR映画だと猛批判。
当然、大島新監督は観ていたならともかく自作を貶められ激怒し否応なしに映画に介入してしまう事態に。
初代デジタル担当大臣の功績が票に繋がると思ってたのが、
実際に選挙戦に突入すると予想以上の逆風を実感し追い詰められたかのように映り、
「あれが選挙運動とするなら日本中の国会議員は映画を作りますよ」と怒りの訴え。
しかししかし恫喝やらiPadでワニ動画を国会で審議中に鑑賞など
悪目立ちしてしまう平沢議員制作のPR映画でもいいので観てみたい気もします。
1/7 『香川1区』長岡上映と大島新監督講演
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3576.html
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