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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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變臉(へんめん)/この櫂に手をそえて



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以前、↑こちらのショーブラザーズの創始者ランラン・ショウの訃報記事の中で紹介した「變臉(へんめん)/この櫂に手をそえて」
“變臉”と呼ばれる物凄い早業で仮面を変えていく大道芸人が跡継ぎの男の子を“人身売買”で買うものの、男の子だと思ったら実は女の子だっために様々なドラマが巻き起こる感動作です。
1996年の作品ですが戦前のまだ貧しい中国を舞台に老人、子ども、動物とある意味卑怯かもしれませんが泣かせの要素をたっぷり加え、人情の機敏もつぶさに描き日本人が中国映画に求めるものが満遍なくあった映画のように思います。

この映画を監督した呉天明(ウー・ティエンメイ)が今年3月4日に亡くなったと訃報を聞きました。

呉天明監督はかの張芸謀監督を主演にして撮影した「古井戸」(87)が東京国際映画祭のグランプリに輝き、
ちょうど中国に世界の映画界が目を注いだ中で注目を浴びていた記憶がありますが、
それ以上に北京から遠く離れた西安撮影所所長として陳凱歌、張芸謀、田壮壮といった文革後の北京電影学院を卒業した野心満々の新人監督に次々と映画を撮らせ、育成していきやがて彼らが「中国第五世代」というキャッチフレーズとともに中国ニューウェイブという革命を巻き起こし世界中の映画祭を席巻していきました。
そう思うと呉天明監督は今に続く中国映画の隆盛の礎を築いた功績が本当に大きいと、その訃報を聞いて思い返していました。

とはいえ「變臉(へんめん)/この櫂に手をそえて」は何も技巧に走ることなくオーソドックスすぎる映画ですが、それだけに誰が観ても心に残る映画を残したことでも高く評価をさせていただきたいです。
残念ながらDVD化はまだされてないようなので多くの方が見る機会をつくれないかと。

映画界に大きな足跡を残し74歳で亡くなった呉天明監督のご冥福を。
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