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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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小林三四郎のGoinにMY Way



先日、シネ・ウインドにて柏崎・上越ロケ映画『天上の花』公開初日に小林三四郎プロデューサーが舞台挨拶に来ました。

挨拶の中で文化庁の助成金が決まったものの、すぐに撮影・納品しなければならず、
一昨年の東京オリンピックの夏、コロナ禍で撮影隊を受け入れる地方はないので、
それならばとご実家の柏崎のお寺でスタッフが合宿、併せて柏崎・上越近辺で撮影を慣行、
結果的にとても映画で効果が遺憾なく発揮されて見応えのあるものになってました。

主人公の三好達治が書いてた「戦争詩」に関して関心を抱いてきたと話し、
詩人はやむおえず書かされていたのか、それとも自ら進んで書いてたのか、
後者ではないか、しかしそれは責められるものなのかと問題提起をし、
100年前の空気が今と重なってることでこの映画を作った意義を感じました。

三四郎さんは「長岡アジア映画祭」でトークイベントの司会を何度もお願いし、
その中で特に韓国映画『クロッシング』を上映した際にキム・テギュン監督を東京から車に乗っけて、
自ら運転してリリックホールまで来てくださり、
初めて海外からの監督の舞台挨拶を実現させてくださるなど感謝しきれないものの、
こちらはヘマばかりして随分怒られてきた思い出があり、
それでも昨年上映会を開いた 『デニス・ホービカミング・ザ・ソング』は、
自身が代表を務める太秦の配給作品であり、上映の承諾をいただくなど、
今も懲りずに協力をいただけるのはありがたいです。

恐る恐るといった形で舞台挨拶後にこちらは挨拶をしましたが、
お会いするのは10年位になるのか、
『天上の花』に加えて今年まぎれもなく問題作となるであろう森達也監督の『福田村事件』も
プロデュースをしてる他、かの『REVOLUTION+1』の配給も手掛け、
敢えて火中の栗を拾うことを続けてきて随分と貫禄を感じたりしました。

ついでに舞台挨拶の中で日本ではミニシアターが60館、
韓国はそんなになく香港はゼロとなり、アジアのインディーズ映画は
自国で上映されなくても日本で公開されることを目指してると話し、
なるほどすでにそれだけでミニシアターは日本の立派な文化なんだなと。

件名は担当者が三四郎さんの名前を初めて知ったラジオ番組。
今でいえばスーパーササダンゴマシンの「チェ・ジバラ」のような
新潟ローカルの人気深夜番組だった記憶があり、
たまたま聴いてた中で堀敏彦氏がゲストで登場、
なんでも三四郎さんをキャバクラに連れていき豪遊した話をしてましたが、
これが「夕方ワイドにいがた一番」のイメージから極北にかけ離れ、
三四郎さんのトークを寄せ付けずまくし喋り通してたのは、
さすが欽ちゃんファミリーだと凄みを覚えたほどで、
以来どんな爽やかな顔でテレビに出ても警戒するようになりました。

しかし「GoinにMY Way」って三四郎さんの生きざまを表してる秀逸なネーミングだと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

『天上の花』は2月3日までシネ・ウインドで公開されてます。

『天上の花』公式HP http://tenjyonohana.com/
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