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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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纐纈あや監督 「ある精肉店のはなし」



=いのちが血となり肉となり=

シネ・ウインドで「ある精肉店のはなし」公開とともに舞台挨拶に訪れた纐纈(はなぶさ)あや監督。
上映後にサインを書いていただきましたが冒頭の言葉が添えられてました。
と、同時にこちらのことを覚えていただいたのが驚きました。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-335.html
↑こちらでも紹介しましたが纐纈監督のデビュー作の長岡上映をお手伝いした際、
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-985.html
↑こんな形で打ち上げでお話をさせていただいたのですが、
1日だけお会いしたのでもう忘れてるだろうと勝手に思っていました。

この時にお話した中で印象に残ってるのは
「次回作は何を考えてますか?」というこちらの問いに
笑いながら「秘密です」と答えてましたが、
当時話題となってたイルカ漁をテーマにした「ザ・コーヴ」について
否定的な見解を話しており、
その後、次作が屠畜をテーマにしてると知った時はなるほどと思いました。

「ある精肉店のはなし」はのっけから牛の屠畜からはじまります。
眉間に衝撃を受けた牛はしばし抵抗した後にどさりと倒れて気絶。
その後、精肉店の家族総出で牛をさばいていく様を映していきますが、
日ごろお肉をいただいてるこちらは決して目を背けてはいけない気持ちを抱き、
神聖な仕事に思えていきます。

市民映画館をつくる会の時に「いのちの食べかた」という、
同じく牛の屠畜シーンが登場する映画を上映し、
あちらは全て機会によってオートメーションされている様を淡々と映し出してましたが、
こちらは監督も舞台挨拶で述べてたように屠畜にとても熱気が感じられる、
言うなれば命がけの仕事として観てるこちらに伝わりました。

「いのちの食べかた」を上映する際に調べ物をした中で
日本では屠畜は被差別部落の問題と絡むのでタブー視されてることを知りましたが、
「ある精肉店のはなし」に登場する精肉店の家族は、
そこを直視し自身を変えていき仕事として胸を張り偏見、差別に打ち勝つ強靭な誇りを感じさせてくれました。
映画に登場する屠場はすでに廃止となったそうで、
その観点からもとても意義ある記録に思いました。

そしてタブーに臆することなく正面から挑んだ纐纈あや監督は一回り大きくなった印象を持ったのに、
さらに驚いたのは4年前にお会いしたときと変わらぬ清清しさを感じさせてくれたことでした。
前日は長野、新潟を終えたらすぐに福島へ向かうほど多忙のようですが、
纐纈監督のますますのご活躍と更なる飛躍を期待します。

「ある精肉店のはなし」は5月9日までシネ・ウインドで公開されてます。
HP http://www.seinikuten-eiga.com/
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