暴力で暴力を上塗りするこの世界に、中村哲医師が命懸けで示した「別の道」 映画「荒野に希望の灯をともす」を観てほしい

“いま、世界の人々に最も観てほしい映画は何かーー。
そう問われたら、僕はたぶん、劇場版「荒野に希望の灯をともす」だと答えるだろう。日本電波ニュース社の谷津賢二監督が、パキスタンやアフガニスタンでの中村哲医師の活動を、21年間にわたって撮影した映像素材を再編集したドキュメンタリー映画である。”
暴力で暴力を上塗りするこの世界に、中村哲医師が命懸けで示した「別の道」
映画「荒野に希望の灯をともす」を観てほしい
想田和弘 映画作家
https://gendai.media/articles/-/97488
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劇場版『荒野に希望の灯をともす』公式ツイッター https://twitter.com/kouya_2022
にて谷津賢二監督が中村哲氏の生きざまを見つめ考察した想田和弘監督のレビューを紹介し、
「この文章には今を生きるための手がかりがあります」とまで賞賛しています。
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人間は、街や村を破壊し、無数の人々を不幸のどん底に落とすことができる一方で、砂漠に水を引き、緑を蘇らせ、無数の人々に幸福をもたらすこともできる。
すべては私たちの選択にかかっている。
私たちは中村医師に続かなければならない。
この映画を全世界のあらゆる人に観てほしい。
特に権力のある政治家たちには必修にしたい。
想田 和弘
映画作家
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想田監督は公式HPに↑このような賛辞のコメントを寄せていますが、
それについて長く解説した読み応えのあるレビューなので、
ぜひ読んでいただけましたら。
2001年9月11日にニューヨークに住んでいた想田監督が悲しみが怒りと憎しみへと変貌する人々を目にしてる時に
2001年9月11日にアフガニスタンで人々のために井戸を掘ってた中村先生を知り、その言葉に深く賛同。
「飲み水すらもない、食うや食わずの人々を空爆して、いったい何を守ろうというのか」
先日、上映素材が届き映るかどうか試写をし、
幸い無事に映写できたものの、改めて本編を観て思ったのは、
中村先生の偉業に比べてこちらはと、ただただ頭を垂れるしかありませんでした。
と、同時に真に尊敬できる中村先生の活動を収めた本作を上映する機会を得たのは大きな栄誉に思いました。
ちなみに映画の中で井戸や用水路作りに励む現地の人たちの日当はやはりペシャワール会から、
つまり日本の市民からの寄付だそうで、
25日の上映会のチケットの売り上げ金の一部をペシャワール会に寄付します。
3/25 劇場版 『荒野に希望の灯をともす』 長岡上映会
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-3645.html
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