武力で平和は守れない

この映画を全世界のあらゆる人に観てほしい。
特に権力のある政治家たちには必修にしたい。
↑一昨日の記事に書いた『劇場版 荒野に希望の灯をともす』に寄せた想田和弘監督のコメント。
岸田首相、必勝しゃもじ贈呈 - ゼレンスキー大統領に
https://nordot.app/1011559218760843264?c=39550187727945729
↑こちらの記事を読んで、このことも指してるのかと納得しました。
戦争只中のウクライナへ赴いたことは、百歩譲っても評価はできるだろうと思ってたものの、
おびただしい数の死傷者を前に手土産にしゃもじを選ぶという、
バカなセンスに周囲は誰もおかしいと止めない身内で固め、
先の記事も何も批判もなく、のうのうと書いてる報道も含めて、
山根貞男先生がかつて『家族輪舞』という映画を観て書いた「映画の底が抜けた」に倣って、
もはや日本は歴代の最高権力者の恥知らずなふるまいによって底が抜けたのだろう、と思いました。
思えば何の根拠もなく出身が広島というだけで、
前とその前より数段マシに思えましたが、それは錯覚でしかなく
最高権力を手にした途端、誰かに倣って海外には湯水のごとくお金をばらまき、
最近、経済大国へと成長しているインドに恩義せがましくばらまいてましたが、
いづれインドに援助してもらおうと考えてるのか?
一番大切にしなければならない日本国民が本当は嫌いではないかと思うほど、
望んでいない防衛費増額を国会を通り越して閣議決定で決め、
少子化対策を完全におざなりにして増税に走る現総理とまさに対局にいるのが中村先生ではないかと。
しゃもじで戦争を扇動するような最高権力者には空から爆弾を落とす米軍ヘリを尻目に、
地元民とともに鍬や鋤で井戸を掘り、
用水路を作り挑む中村先生を記録した本作を観てほしいと確かに強い思いを抱きます。
おそらくアフガニスタンは眼中にないだろうから余計に。
というわけであのひとの眼中にないだろうアフガニスタンを支援するペシャワール会へのカンパ箱も会場に置きます。
「武力で平和は守れない」を実践した中村先生の姿を観ていただきたいです。
3/25 劇場版 『荒野に希望の灯をともす』 長岡上映会
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