fc2ブログ

長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

『インファナル・アフェア 4K』

54f72f56ea344508b805737c195b5c77

昨日の『燃えよドラゴン 4K』の前に観賞したのが、
公開から20年という節目で4Kとなって甦った
香港映画の金字塔、『インファナル・アフェア』と、
その続編『インファナル・アフェアⅡ 無間序曲』。
これをT・ジョイ長岡で。

もはや広東語の香港映画がスクリーンで観れる機会など、そうそうないので駆けつけましたが、
己の欲望のために腹を括って手を血に染めるアンディ・ラウに、
いつも以上に捨てられた子犬の瞳のトニー・レオン、
双方ともにキャリアの最高峰の演技をスクリーンに叩きつけた大傑作。
1作目が警察と黒社会が共にスパイを送り込んだという、
これまでにない設定を練りに練った脚本を活かした演出、
そして俳優陣の尋常でない熱演で紛れもない傑作となったのに比べ、
本作をリメイクした『ディパーデッド』がマーティン・スコセッシにも関わらず、
冗長なヘッポコ映画となったのにアカデミー賞最優秀作品賞受賞というのは、
たぶんスコセッシでさえ『レイジング・ブル』や『グッドフェローズ』で、
受賞できなかったアカデミー賞の罪滅ぼし、功労賞だと思ってるんじゃないかと。
冗長と書いてしまったのは『インファナル・アフェア』が盛りだくさんの内容を詰め込みながら、
100分という潔い長さに収められてるのに、
『ディパーデッド』が150分といくらなんでも長すぎるだろう、と。

ついでに「エリック・ツァンが全速力で走る姿が映画なんだよ」と某氏が話してくれたことが今も残ってます。

続けて『インファナル・アフェアⅡ 無間序曲』。
1990年から1997年の香港返還に向けて前作のキャラを遡って登場させて、
より掘り下げていくなか、続々と新キャラも登場し、
テンションが前作以上にあがって香港返還の日を迎えることに、
ちょっと感動を覚えてしまう続編。
黒社会から返還を機に政界に乗り込もうとするフランシス・ンを主人公にしながら、
アンソニー・ウォン、エリック・ツァン互いの腹芸にヒイヒイ言って悶絶してしまったまさかの傑作。
フランシス・ンの娘の誕生パーティが明らかに『ゴッド・ファザー』を見据えてるので、
あそこまでの境地に到達してなくても、その意気込みは良しと公開時に観て大変驚き、
決して遜色しなかったのも素晴らしかったです。

2作続けて観て、やはり黒社会が跋扈し警察がニラミを利かせるノワールの街として、
東京、ニューヨーク、ソウルよりも断然に香港が改めて魅惑的に思いました。
最近、ドニー・イェンの『レイジング・ファイア』が気を吐いて大喜びしましたが、
どんどん北京の締め付けが厳しくなっていくなかで、
映画でこれからも犯罪都市・香港にたっぷり浸りたいと思ったのが、
今回の2作を観て思ったことでした。

現在、T・ジョイ長岡この二作は終了しましたが完結編『インファナル・アフェアIII 終極無間 4K』が公開中。
公開時観た時は“蛇足”に思った記憶があるものの、
新登場のレオン・ライの役は実はレスリー・チャンが演じる予定だったと知って、ちょっと食指が、、、

画像は有名な屋上でアンディに銃を向けるトニーにしようかと思いながら、
あれこれ探したら「Ⅱ」で好きなキャラの一人、
くわえたばこでクール・フェイスなロイ・チョンを見つけたので。
ロイ・チョンの役とこの後の運命がこのシリーズの非情さを物語ってます。

しかし「Ⅰ」と「Ⅱ」は何度観てもアンソニー・ウォンが際立ってるのに
雨傘運動支持を表明したら干してしまう根源の中国政府には今も怒りの炎が渦巻いております。
最近、ハリウッドはイスラエルを非難した俳優は即座に事務所を解雇のようで、
赤狩りの悪夢は忘れてしまってるのだろうかと。

映画『インファナル・アフェア 4K』3部作 本予告編
https://www.youtube.com/watch?v=PuFQxELZC8w&t=63s
スポンサーサイト



| 未分類 | 23:59 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

TRACKBACK URL

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/tb.php/3956-930a2536

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT