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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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『ハマのドン』 松原文枝監督



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↑こちらの柏崎映画祭でのクロージングパーティでお話しさせていただいたのが『ハマのドン』の松原文枝監督。
作品はシネ・ウインドですでに観ていたので、この日は観賞しませんでしたが、
物販にパンフレットとともに松原監督が執筆した新書版があったので購入、
そこをたまたま松原監督が通りがかりサインしていただき、
その後のパーティでこちらを見つけてお話しをさせていただきました。

映画は横浜・山下港にカジノ誘致を狙う時の最高権力者とそれを阻止する保守の重鎮で“ハマのドン”と呼ばれるゴッドファザーさながらの迫力ある藤木幸夫氏を通して、我が国の主権は誰にあるのか?を問うドキュメンタリー。
ドンがカジノに反対する理由が港湾労働者が辛酸をなめてきたこの港を苦労知らずの連中に渡すわけにはいかない、
などとおそらくここまでの地位に上り詰めたなかで社会の裏表を容赦なく見てきて、時に自身も手を汚してきたのでは?
と思っていたのが、映画を観ていくうちにそんな邪推はいつしか消え失せて、そんな純な理由でもおかしくないのではと。

面白いのがこの“ハマのドン”が後押ししたから若き日の憲兵顔で時の菅義偉総理が国会に乗り込むことができたこと。
その菅総理が国策として進めるカジノ誘致に真っ向から反対、
当然、ドンの周辺は横浜に基盤を持つ最高権力者に忖度する者が占める中で、
ドンはカジノ反対を掲げる市民グループと組み横浜市長選を闘うという、
白熱の選挙戦がクライマックスとなって映画は最高潮となり、
結果を目にして率直に溜飲が下がる思いがしました。

テレビ朝日の社員でもある松原監督からテレビ版では入らなかったエピソードを映画版に入れたこと、
今もドンに映画の報告に行ってることなどを話してくださり、
現在の企画として満蒙開拓団と原発について取材を進めているとのこと。

担当者はその昔、柏崎・刈羽原発の記録撮影のため孫請けの映像会社の三脚持ちで、
原発の内部に入り内部の様子に圧倒されたものの、お仕事が給与未払いなことを話したら、
思いっきり同情してくださいました。
もちろん東電は振り込んでるのでしょうが、そこが末端労働者の悲哀というかなんというか。

この日、松原監督は日帰りのようで結構タイトな中でお話ししてくださり有意義な時間でしたが、
新書にあったプロフィールを読んだら「報道ステーション」のチーフプロデューサーで、
報ステ特集「独ワイマール憲法の教訓」(2016年)でギャラクシー賞テレビ部門大賞を受賞とあり、
なんというかテレビ朝日の良心のような方なんだとひれ伏す思いと、
もっとお話しを聞きたかったという思いが重なりました。

「独ワイマール憲法の教訓」など改憲と政権側のみならず言い出し始めると、
SNSでは改憲に警鐘を鳴らす意味で必ず出てくる伝説の番組なので
あの番組を作った方なのかと新書版は正座しながら読みたいと思ったほどでした。

『ハマのドン』公式HP http://hama-don.jp/
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