近藤喜文展

結局ジブリって高畑勲監督と宮崎駿監督の作品でしかないんじゃないか?
二人の巨匠以外の監督作を思い浮かべながら恐る恐る書いたりします。
しかし唯一、ピュアすぎる青春映画「耳をすませば」だけは今でも大きな支持を集めているかと思います。
その「耳をすませば」が唯一の監督作となった近藤喜文監督の展示会が開かれると知ったのでご紹介します。
今ではプロフィールに五泉市出身と書かれてますが村松町出身の印象が強く、
偉大なアニメーターとして高畑監督、宮崎監督の間で争奪戦が起きたほどの才能を持ち、
「耳をすませば」の成功でジブリの後継者として地位を確立しながらも、
早すぎる死が今も惜しまれています。
ジブリが結局後継者を生み出していない様を見ると一層惜しい気がします。
市民映画館をつくる会では1991年にキャラクターデザインと作画監督を務めた
「おもひでぽろぽろ」の上映会を長岡市立劇場で開き
高畑勲監督をお招きしてお話しいただきましたが、
高畑監督は来岡前に近藤監督に「長岡はどんなところか?」と尋ねたそうです。
近藤監督はどう答えたのか近藤喜文展のポスターを目にして思い返したりします。
ついでに「耳をすませば」公開時に同時上映だったのが
宮崎駿監督の曰くつきとなった「On Your Mark」。
l公開時に震えながら観てたこの作品がお蔵入りとなてしまうのは釈然としませんが。
新潟が生んだジブリの動画家 近藤善文展
会場 新潟県立万代美術館
会期 2014年07月04日(金) ~ 2014年08月31日(日)
http://banbi.pref.niigata.lg.jp/exhibition/next/
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