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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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時の愛撫



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↑こちらに書いた小林茂監督宅にお邪魔した際に見せていただいた
「山形国際ドキュメンタリー映画祭」の貸し出しリストの中で目を留めた「時の愛撫」

担当者が始めて山形を訪れた際に観てもっとも忘れない映画でした。
スペインの小さな村のまぶしい太陽の下で淡々と村人たちそれぞれの日常が描かれている作品。
驚いたのは子供たちが遊んでるのは「ケンケンッパ」、
あれは日本だけのものではなかったのかと。
語り合う少女達はその夜のロックバンドのライブを待ちきれず、
バンドの曲を鼻歌で合唱するのですが、それがとても愛しくなぜかこちらは涙目になるほど感極ってました。

不思議に思ったのはこれがドキュメンタリー映画なのか?ということ。
映画の中では朝から晩までの一日を切り取っていましたが、
撮影はこれは一日で終ってないのではないか?
キャメラの前で素人である村人たちは不自然さもなく日常を振舞えるのか?
資料には監督、脚本:パブロ・ガルシアとあるけど、
ドキュメンタリーのクレジットに脚本?
などとヤマガタ初参加のこちらはこの映画1本で疑問だらけになりましたが、
その後はドキュメンタリーの世界では演出も常套手段のひとつであると知って、
また映画の見方が変わった契機となった作品です。

この年のヤマガタで本作が上映されたインターナショナルコンペティション部門は
「鉄西区」「S21 クメール・ルージュの虐殺者たち」と骨太の作品が並ぶ影で
「時の愛撫」は地味な作品で無冠に終わり、
香味庵でサインをもらった記憶があるパブロ・ガルシア監督はその後の音沙汰を聞きませんが、
それでもこちらの記憶にとどまった秀作だったと思い返します。

貸し出しリストを見るとまだ上映権は残ってるものの、
フォーマットは35mmのプリントなので本作を観る機会はどんどん減っていくんだろうと思います。

http://www.yidff.jp/2003/cat015/03c019.html
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