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長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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カノンだより



鎌仲ひとみ監督が現在、新作「小さき声のカノン-選択する人々」の
制作過程で取材した人々の小さき声に耳を傾ける「カノンだより」
現在、DVDで気軽に小さいスペースでも自主上映が開けるので全国に広がっています。

その「カノンだより」がつくしの会主催で刈羽村で上映されると知り、
「福島 六ヶ所 未来への伝言」長岡上映会を主催する“みんなで決める会長岡”代表の方に誘われて足を運びました。

今回上映されたのは「26年後のベラルーシ」「『100人の母たち』から『100万人の母たち』へ」「チェルノブイリツアー 前編」の三作。
いづれも3.11後の世界を見据えたレポートでしたが、
特に「『100人の母たち』から『100万人の母たち』へ」では鎌仲監督の前作「内部被ばくを生き抜く」(市民映画館をつくる会最後の上映作でした)でも強い印象を残した佐々木るりさんが登場し、今も鎌仲監督が注視していることを知りました。
このレポートでは未来を託す子どもたちを愛する全国のお母さん達が
この状況におかしい!と異議を唱え国会議事堂の前に結集していくのですが、
国家はこの声を耳にしているのか定かでないのがなんとも不安に感じてしまいました。

また今回の上映会の会場は刈羽村の生涯学習センター「ラピカ」。
柏崎・刈羽原発のおひざ元、おそらく原発の交付金で建てられた施設で、
この上映会が開かれたのもなんというか気骨を感じましたが、
上映後に資料を手に話し合いの場がもたれ聞いていると
「刈羽ではあれだけの原発事故が起きたにもかかわらず、反対といえない空気」を感じたりしました。
おそらくこれも鎌仲監督の言う「小さき声」に繋がるのではないかと刈羽にて実感していました。

「第16回長岡アジア映画祭」で「ミツバチの羽音と地球の回転」の上映とともにお招きした
鎌仲監督のエネルギッシュな姿に圧倒されていました。

新作「小さき声のカノン」は今秋完成予定のようで楽しみに待ちたいと思います。

鎌仲ひとみ監督公式HP http://kamanaka.com/works/

鎌仲ひとみ監督最新作「小さき声のカノン」をクラウドファンディングで実現!
https://motion-gallery.net/projects/littlevoicecanon
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