長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

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我々のものではない世界

A World Not Ours - Poster

ガザ本格停戦1週間、地上侵攻の町では再建見通せず
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20140902-00000028-jnn-int

今年6月末から始まったイスラエルのパレスチナ・ガザ攻撃はようやく停戦が結ばれたものの、
一触即発の緊張感は当然ですが続いているようです。
ガザは1900人以上の犠牲者が出たそうで、
一体このイスラエルが仕掛けた“虐殺”はどんな意味があるのでしょうか。

今回の『長岡アジア映画祭’14』ではレバノンのパレスチナ難民キャンプで暮らす人々を見つめた
「我々のものではない世界」を上映します。

レバノンのパレスチナ難民キャンプ“アイン・エルヘルファ”出身で、
現在はスウェーデンに暮らすマハディ・フレフェル監督が故郷の難民キャンプに“里帰り”するたびに
まわしたビデオカメラや父親のホームビデオを素材に、
パレスチナの歴史から、難民キャンプの実情を見つめている作品です。

何よりも痛切なのがこの難民キャンプの若者たちの絶望がヒシヒシと伝わること。
自由に外へ出ることもできないため鬱屈した日々を重ねるパレスチナの若者の深い絶望から、
パレスチナ人としてのアイディンティーに深く斬りこんでます。
この若者たちに心情を寄せることで、パレスチナの絶望が観るものに深く伝わる一作。

しかしこの映画は終盤、閉塞から大きな飛躍を遂げる瞬間が訪れます。
里帰りという形で帰郷する監督に大きな影響を受けたと思われる、
被写体の友人が、この閉塞された社会を飛び出すことによって、
古今東西の青春映画の傑作の1本に並べられるほど大きな飛躍をみせて
見ててとても爽快に映りました。
たとえこの若者にどのような運命が待ち構えてるとしても。

昨年の山形国際ドキュメンタリー映画祭のインターナショナルコンペティション部門で上映。
下馬評で圧倒的に「アクト・オブ・キリング」が優勢だったようですが、
結果はグランプリにこの「我々のものではない世界」が選ばれました。
両者を見比べてみると、担当者もこの「我々のものではない世界」に軍配をあげます。

ついでに日本人しか意味が分からない謎のTシャツが登場して画面に不思議な空気を醸し出してるのもご注目を。

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11月2日10時20分~

『我々のものではない世界』

2012年/パレスティナ、アラブ首長国連邦、イギリス/93分/アラビア語、英語/
BD/カラー、モノクロ/英題“A World Not Ours”
監督、脚本、撮影、ナレーション:マハディ・フレフェル
製作会社、配給:ナクバ・フィルムワークス

北欧に移住したパレスティナ難民の監督が、かつて住んだレバノン南部のパレスティナ難民キャンプに里帰りするたびに撮影した映像と、父の残したホームビデオなどを織り交ぜ、家族や友の歴史、難民キャンプの変貌を、素直な語り口ですくい上げる。パレスティナの置かれている悲劇的な状況が、当事者でもなく、完全な第三者でもない視点から紡がれていく。2013年山形国際ドキュメンタリー映画祭コンペティション大賞受賞作。

http://www.yidff.jp/2013/ic/13ic15.html

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-496.html
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