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ドキュメンタリー映画『わたしの季節』の撮影をめぐって 監督・撮影 小林茂 その3

*小林監督からの寄稿・「ドキュメンタリー映画『わたしの季節』の撮影をめぐって」は今回が最終回になります。
ぜひ本編上上映と講演をご期待いただけたらと思います。

ドキュメンタリー映画『わたしの季節』の撮影をめぐって 監督・撮影 小林茂
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-503.html
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-504.html

 小林茂監督

いのちの根源をみつめる映画
   
   大地から芽吹くように人は生まれ、
   春夏秋冬と季節がめぐるように人は生きてゆく。
   生きてゆく喜びと、生きてゆく苦しみの間に、
   それぞれの人生がある
   
  この言葉とともに始まる『わたしの季節』は、人としての「存在感」と「こころの声」を拠り所に、深いところでいのちの根源を見つめた映画です。けっして障害を持つ人びとが社会の中でどう処遇されるべきか、ということを問うた映画ではありません。
 重い障害をもつ人もまた、生まれ生きています。同じです。しかし、生きる困難さは同じではありません。深いところでいのちの根源を見つめています。そのことが、「存在感」を強くするのではないでしょうか。人はその「存在感」にふれると、励まされ、癒されます。自らのいのちの根源に糸を垂らすからでしょう。どんなにか多くの人びとが、この人たちから生きる勇気と自己変革のエネルギーをもらったことでしょう。

 人はだれでも、「あなたはあなたであっていい」という言葉を求めています。しかし、自らに発することはむずかしい。でも、人に発した瞬間、波のように自分にはねかえってくる言葉のような気がします。「いのちの循環」と言いかえてもいい。私たちはこの循環のなかでお互いが生かされているのではないかと思います。 
 この映画は、「いのちの循環」が底流に横たわるような映画であってほしいと願っています。
                           
                               2005年2月吉日

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*「わたしの季節」は11月2日(日)14時10分より上映し、
上映後に小林茂監督講演“重い障がいを生きる意味”を開きます。

『わたしの季節』
2004年/日本/107分/原版16mm、DVD上映/カラー/英題 “AND LIFE GOES ON”
監督・撮影 小林茂 /撮影 松根広隆/編集 佐藤真 泰岳志 /助監督 吉田泰三
製作 協映

重症心身障害(児)者療育施設「びわこ学園」で40年間生きてきた人々の日常
と心象を描くドキュメンタリー映画。小林茂監督がクランクイン直前に脳梗塞で
倒れた体験が色濃く反映され、障害があるとかないとかの境界を越えて、人が生
きていくことの意味を問うている。(小林茂)
毎日映画コンクール記録映画賞、文化庁映画大賞、山路ふみ子福祉映画賞受賞作品。

小林茂(こばやし・しげる) ドキュメンタリー映画監督
1954年生まれ。「阿賀に生きる」の撮影を担当。当時としては異例の劇場でのロー
ドショー公開がなされ、国内外の映画賞を受賞、映画界で一大ブームを巻き起こ
した。撮影により第1回JSC賞受賞。監督・撮影作品に「わたしの季節」「こども
のそら」「ちょっと青空」「チョコラ!」など。2013年度、長岡「米百俵賞」受
賞。透析歴7年。現在、豪雪地帯と舞台に「風の波紋」を制作中。

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