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長岡出身 「踊ってみせろ」 伊藤裕満監督



にいがた人模様:PFFアワード入選の映画監督・伊藤裕満さん /新潟

毎日新聞 2014年09月01日 地方版

 ◇同世代の不安感描く−−伊藤裕満さん(38)

自主製作映画「踊ってみせろ」が、若手映像作家の登竜門と言われる「第35回ぴあフィルムフェスティバル」(PFF)のコンペティション部門「PFFアワード2013」に入選した。PFFは1977年に始まり、これまでに「家族ゲーム」の森田芳光監督や「下妻物語」の中島哲也監督ら、第一線で活躍する映像作家を輩出してきた映画祭だ。監督を務めた伊藤裕満さん(38)は「自分には才能がない。これまで作品を残すことができないつらさがあったが、映画を作りたいという気持ちは強かった」と喜ぶ。
 作品は、金の無心にやってくる父親、保険の名義貸しを頼む姉、同棲(どうせい)中の彼女との別れなど、主人公である30歳過ぎの無職男性ミノルの身の回りで起こる出来事を描写。カットせずに長い間カメラを回し続ける「長回し」の技法と、主人公の不意に口をついて出る言葉や沈黙によって、家族や恋人さえも「他人」のような距離感を保ち続け、孤独へと至る主人公をリアルに描いている。
 大学を卒業してから自主製作映画を撮ったのは今回が初めて。物事や人を客観的に見る意識が強いため、人から冷めた人間と見られていることに気づいたのが製作の発端となり、「自分の日常をベースに嫌なやつを表現しよう」と思った。「同世代が持つミドルエージクライシスのような先の見えない不安感も描きたかった」と話す。
 PFFアワードには全国から511作品が応募。グランプリなどの受賞は逃したが、PFFで上映される入選16作品に選ばれた。主人公の描写と、それを的確に捉えた映像設計の素晴らしさが評価された。「友人たちが過去に入選している中で、年齢的にも上の自分が入選できなかったらどうしようかと思った。次はコミカルなテーマに挑戦したい」と意欲をみせる。
 「踊ってみせろ」は、11月1〜3日に長岡市のアオーレ長岡で開かれる「長岡アジア映画祭’14〜最初の一歩」(長岡アジア映画祭実行委員会!主催)で上映される予定。日時は1日午前10時50分から。入場料は1000円。問い合わせは同実行委(090・4520・4222)。【湯浅聖一】

http://mainichi.jp/area/niigata/news/m20140901ddlk15070079000c.html

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「長岡アジア映画祭’14」で「踊ってみせろ」を上映する伊藤裕満監督が長岡花火を見るため、帰省するというのでお会いし、毎日新聞の取材を受けていただきました。
取材を横で聞いてましたがPFFで入選したことを長岡の友達が喜んでくれたのが嬉しかったと話してたのが印象的でした。

「踊ってみせろ」は11月1日 アオーレ長岡 シアターにて10時50分より上映、伊藤監督も舞台挨拶に駆けつけてくださいます。

「踊ってみせろ」解説

30過ぎの男ミノルのもとに、金の無心にやってくる父親。離れて暮す実の姉は、保険の名義貸しを頼むためにミノルと会う。金でしか繋がらない家族。昔好きだった女とラブホテルに行く。しかし、ミノルの腹の底に芽生える苛立ちは、ここでも他人という距離を保ち続ける。同棲中の彼女は、もうすぐこの家を出て行く。2人の喧嘩のようなじゃれ合いは、かつてもそうだったことを予感させる。だが、既に別れた2人の関係はあくまで他人だ。部屋に入る事も、裸を見る事も許されない。
家族との確執や、彼女と別れる理由を明示せずに、説得力ある現在を提示してみせる。ふと訪れる沈黙、反射的に口を出る言葉の数々によって、情報ではなく感触として、過去の関係をも浮き彫りにさせる。その圧倒的なリアリティーを、長回しで捉えた映像はひたすら美しく残酷でもある。だが最後には、俳優の現存性に賭ける監督の態度そのものに、深い愛情を感じるだろう。

廣原 暁(映画監督)

「踊ってみせろ」 予告編
https://www.youtube.com/watch?v=rYQoMUcajFE

http://pff.jp/35th/lineup/award03.html


【プロフィール】
伊藤裕満 Hiromitsu ITO
1976年生まれ。新潟県長岡市出身。
1999年東京造形大学卒業。
2005年映画美学校修了。

○主な脚本作品
・2006年「機械仕掛けのRQ」安藤尋監督作品 斎藤久志氏と共著 OVC
・2008年「いつかあの日となる今日(オムニバス「+1 vol.2」の内の一本)」安藤尋監督作品 ユーロスペースにて公開
・2013年「夜の途中(オムニバス「+1 vol.4」の内の一本)」安藤尋監督作品 ユーロスペースにて公開

○主な監督・脚本作品
・2009年「HoneyMoon(オムニバス「大脱出」の内の一本)」アップリンクにて公開

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