長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

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2013年11月8日レイテ島、巨大台風ヨランダ上陸



昨年、フィリピンを襲った台風30号、現地ではヨランダ号の最も大きな被災地・レイテ島に
上陸から17日目に沿岸地域を取材する今泉監督の目に映る凄惨な傷跡が
禍々しく映し出されていくうちに、今回の被災地支援のパートナーとなる、
梅津和時さんの吹き語りによる「東北」が鎮魂のように被さっていく。
「東北」は仙台出身の梅津さんが3、11後に作った曲におおたか静流さんが詩を書いたもの。
否応なしにその光景は3,11の津波被害を受けた被災地にオーヴァーラップしていきます。
続いておおたかさんが歌う「東北」が流れた後に、
現地のやたらと陽気な被災者に取材したところ、
ここは70年前は日本兵の拠点としてリトル東京とまで呼ばれた町。
そしてマッカーサー率いる米軍が「コーンを植えるように」
海上から爆撃し、日本とアメリカの戦争に巻き込まれ町は壊滅、
現地の人たちも多くの犠牲者を出した町と知り、
今も残るかつての日本軍の捕虜収容所は地下室は拷問室と恐れられてたことを
取材を通して慄然する今泉監督の驚きは観ている我々日本人にも衝撃が走りました。
被災地の様子をキャメラに収めようと行った先は、
日本が深くかかわった戦争と必然に向き合うはめになったことに。
ラストシーンは米軍基地から飛び立つオスプレイを捉えて幕が降りるのですが、
今泉監督のよればフィリピンに滞在しているので
日本でのオスプレイについての議論は知らなかったそうです。

70年前の太平洋戦争と現在の基地問題が、
3,11を挟んでリンクしているともいえる
「2013年11月8日レイテ島、巨大台風ヨランダ上陸」は僅か35分の短い間に、
フィリピンの被災地の姿を映しながら日本の過去と現在をあぶりだす、
秀逸な記録映画でもありました。

いみじくもその前日に小林茂監督が話していたドキュメンタリー映画という問いへの返答、

「撮影を通して
自分が変貌していくこと
私が映り込んでいくこと」
そのものではなかったかと思いました。

昨晩開催された“レイテ島被災地に楽器を贈ろう チャリティ映画上映会とチーム中越フィリピン台風報告会”に参加した皆様、ありがとうございました。

寄付金は41,500円が集まり、
今泉監督から被災地の学校に楽器を贈るお金として使用します。
現地でのお祭りの鳴り物は小学生などのマーチングバンドしかないそうなので、
この夜の善意が子供たちの笑顔になることはとても素晴らしいことだと思いました。

また映画上映の後は「国際復興支援チーム中越」の報告会が開かれ、
現地へと飛んで被災地支援を行った佐竹代表は、
フィリピンのNGOとして滞在してる長岡出身の女性を通して
今泉監督と面識があるそうで、聞いてて不思議な縁を思いました。

ちなみに「2013年11月8日レイテ島、巨大台風ヨランダ上陸」は国内外の被災地支援に精を出す、
チーム中越にとってとても興味深い映像であるため、
DVDを何枚も購入しておりました。

画像は上映前に歓談する羽賀友信チーム中越代表と今泉光司監督。
二人も「第9回長岡アジア映画祭」以来、10年ぶりの再会でした。

今泉監督は明日、フィリピンへと行き、梅津和時さんとマニラで合流し
被災地にて楽器を購入した後にコンサートを開くそうです。

今回の今泉監督の被災地支援の詳細は↓こちらを。

台風ヨランダ被災者に楽器を贈ろう!
http://pinoypinay.web.fc2.com/pinoypinay/Home.html

チャリティ上映会の機会を作っていただいたチーム中越、地球ひろばの関係者及び、
足を運んでいただき賛同された皆様、改めてありがとうございました。
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