嵐のまえに脱穀を ~大崩にて9~

大崩のご主人から電話が鳴って急きょ台風が来る前に脱穀の手伝いへ。
昨年も経験したので、どちらかというと舐めてかかっていたのですが、
これがぬかるんだ田んぼに脱穀機を入れることができずに、
あぜ道に置いた脱穀機までぬかるんだ中を稲束を抱えていくのは予想外の重労働。
思えば昨年は田んぼが乾いてたのではざかけの近くにまで脱穀機を入れられたので、
スムーズに作業ができたのかと。
いつしかお昼ごはんの時間も過ぎて作業に没頭、
ヘトヘトになりながらも下界まで下りてここにもあるんだと思った洒落た農家レストランでいただいたカレーライスが身体に身に染みました。
労働の後のカレーはなぜあんなにうまいのかと。
しかし自分はたまに顔を出すだけですが、
ご主人はこの仕事を日常としているので改めて農業は体力勝負だと実感しました。
こまごまとした作業を目にしていると敬服する次第です。
この日、脱穀機を操縦していたのがご主人の農業の師匠の一人でもある人。
普段は愛すべきキャラの人なのですが、いったん農作業となると眼の光が真剣に輝く方。
作業が一段落してこちらの顔を見て小林監督の「わたしの季節」は観に行くよ、
と言っていただいたのはありがたかったです。
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