長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

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この素晴らしき世界



クリスマスイブの夜はいつからか亡くなった映画人を偲んだりしてますが、
今年は高倉健さん、菅原文太兄ィの訃報は大きな衝撃となり、
その後のオヤジ系週刊誌にお二人の記事を読んではその漢っぷりにますます惚れてしまった気がしました。

他にもランラン・ショウや山口淑子さんといった、その大河ドラマのようなスケールの大きな映画人生を訃報の中で知り関心をさらに深めていました。

さらに映画上映に携わった作品はありませんが、
今夏にロビン・ウィリアムズが亡くなったと知った時、
最近はあまり目にしなかったとはいえ大きな喪失感を味わいました。
一時期、スクリーンにひっきりなしに登場してたおなじみの顔だったので。

担当者は高校生の時に主演作「グッドモーニング、ベトナム」の試写会に抽選であたり、
開演間際ギリギリに新潟・古町にあった東宝の劇場に足を運んだことがあります。

そのスクリーンの中で信じられないような早口のマシンガントークを炸裂するロビン・ウィリアムズの姿に完全に圧倒されましたが、いまだによく覚えているのがベトナムの素朴な田園地帯に米軍のヘリコプターからナパーム弾が投下されたり、サイゴンの街中で爆弾テロがおきて人々が恐怖にひきつる姿が映し出されるシーンのバックに流れる曲がルイ・アームストロングの名曲「この素晴らしき世界」

スクリーンの中の惨状とまったく正反対の曲が流れることで
余計に印象強くなることをこの映画から意識をしはじめたように思いました。
中二病の今よりもずっと多感だったので、ここで映画の面白さをさらに深く知った気でいました。

もっとも「この素晴らしき世界」はベトナム戦争真っ只中で作詞家が平和を願った作った曲なんだそうで、この映画で流れるのは必然だったのかもしれませんが。

映画は米兵の戦意高揚のためにベトナムに派遣されたロビン・ウィリアムズ扮するDJがベトナムの人々との交流から、この戦争とアメリカの欺瞞を感じ取り、ラストはマシンガントークで痛烈すぎるアメリカ批判を行い幕を閉じたのもさらにこちらを揺り動かしてくれました。
しかしアメリカはベトナム戦争の反省は戦争を止めることではなく、ゲーム感覚で爆弾を落として泥沼化を回避した湾岸戦争をこの映画が公開された数年後に実行し、
その後も意気揚々と「世界の警察気取り」となり、この流れにとうとう日本も加わりそうな空気に包まれ始めましたが、
それはともかく本作から日本でも大ブレイクを果たしたロビン・ウィリアムズを「バロン」「いまを生きる」「レナードの朝」「フィッシャー・キング」「フック」「アラジン」「ミセス・ダウト」「シュマンジ」「グッド・ウィル・ハンティング」等々の多数ある名作で目にし、着実に演技派にシフトしながらおなじみの顔となっていく中、やはり一流の芸を堪能させ強烈なアメリカ批判と受け取り確実にあの時にわざわざ新潟まで試写に駆けつけたかいがあったと、今振り返る「グッドモーニング、ベトナム」の姿とマシンガントークをクリスマスの前に想い起こしたりしています。

と、書きながらも得体の知れない殺人鬼を演じてた「インソムニア」も引っかかってるなぁ、と。
話はまとまりませんがおつかれさまでした。
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