長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

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雪にも似た清らなくちづけ



“雪にも似た清らなくちづけ!
愛につらぬかれた青春!
あぁ恋……永遠の恋”

“海彦と幸彦の恋は雪の中に芽生え、雪の中に消えた”

“愛することのよろこび
愛することの悲しみ
愛することの苦しみ
故郷の雪にきざまれたとこしえの愛のしらべ”

「故郷は緑なりき」の公開当時の惹句を並べてみましたが、
いづれも雪がキーワードとなっています。
リメイク版の「北国の街」がずっと冬が舞台だったことに比べ、
「故郷は緑なりき」の資料を読むと長岡で1年かけて撮影したあるので、
決して冬の場面しか登場しないということはないと思ってますが、
担当者がとても興味深く思っているのは、
モノクロ映画でタイトルにある“緑”をどのように表現しているのか?です。
原作の「雪の記憶」をジョン・フォード監督の名作「わが谷は緑なりき」を意識してつけたことは想像できるのですが、
長岡が舞台となるとやはり田んぼに映える緑になるのだろうかと。

佐久間良子さんは原作を読んですぐに映画化を決意、
当時、ギャング映画ばかり作ってた東映で社長に映画化を直訴、
確かに当時の東映で珍しいといっていいかもしれない文芸映画を手掛けた
村山新治監督は東映の職人監督として活躍していたようですが、
脚本の楠田芳子さん、音楽の木下忠司さんはいづれも巨匠・木下恵介監督を兄に持つ兄妹なので
抒情派として知られた木下監督の作風が映画の中に流れているような、
少なくとも当時の東映作品の中では異質の映画ではないかと想像しました。
もしかしたら佐久間さんは当時は松竹に所属していた木下恵介監督に映画化してほしかったのではと。
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