大道映画人

-昨日の続き
旅をして、話を聞き、映画にして、観てもらう・・・。
自身のブログに身上を書いてますが
http://www.himeyuri.info/kantoku_blog/
柴田昌平監督はこの日、「千年の一滴」地方行脚の一環で、
北海道から飛行機で新潟空港へ。
シネ・ウインド支配人と新潟空港にお出迎えした後はその足で
新潟の醸造の街・沼垂にて味噌・味噌漬けの製造・販売会社の峰村商店を見学。
担当の方より説明を受け試食をして熱心に質問を投げかけていました。
脇で話を聞きながら長岡にも醸造の街として摂田屋があるので機会があれば柴田監督をご案内できたらと脳裡をよぎりました。
今回の作品「千年の一滴」はフランスとの合作で制作されたドキュメンタリー。
当然、欧米での上映も視野に入れるため柴田監督は気を利かせて
日本とわかるように祭りのシーンを入れようかと提案したそうですが、
「エキゾチズムはいらない 本質で勝負」とフランス人のプロデューサーは柴田監督を信頼して作品つくりを任せたそうです。
その甲斐がありヨーロッパで最も権威ある放送局ARTEでアンコールが続き、異例の6回にわたり本作は放送。
和食の根源である“だし”を強靭に見つめ続けたことが海外でも通用したと思うのですが、
担当者はまだ観てないのでまず足を運ぼうと思っています。
「人と自然の中で境界線はない」
↑こんな信条を述べるフランス人プロデューサーの信頼を得たことが柴田監督の映画つくりの鍵となったのではと、
そして行く先々での人との出会い、まさに大道映画人の真骨頂が秀逸なドキュメンタリー映画が完成したのではと。
シネ・ウインドにて4月11日~5月15日公開されます。
https://www.cinewind.com/
また4月11日、12日にはイベントも開かれるようです。
【だしを引き、 想いを醸し、枯れた人生をうるおそう】
「千年の一滴 だし しょうゆ」を観た後に、柴田監督たちと一緒にだしを引き、それを味わいながら語り合いましょう。
日時:4/11(土)、4/12(日) 両日12:30~14:00
対象:4/11(土)または4/12(日)の「千年の一滴 だし しょうゆ」10:00の回ご鑑賞の先着各20名
会場:新潟市総合福祉会館(シネ・ウインドから歩いて移動します)
料金:300円(材料費などに充てます)
この映画を観れば、きっと今以上に料理に関心を持つようになるでしょう。まずは映画を観て、監督と一緒にだしを味わいながら語り合いませんか。
https://www.cinewind.com/news/4-11-4-12/
「千年の一滴 だし しょうゆ」
公式サイト http://www.asia-documentary.com/dashi_shoyu/
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