長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

新潟県長岡市で活動します長岡アジア映画祭実行委員会!です。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

「忘れたいことを」を話してくれてありがとう



ひめゆり区切りの講話、戦後世代へ使命託す

太平洋戦争末期の沖縄戦に動員され、多数の女学生が犠牲になった「ひめゆり学徒隊」の生存者が、修学旅行生らの予約に応じて続けてきた「講話」を3月末で終了する。語り部たちが86~89歳となり、負担が大きくなったことから、戦後70年を迎える今年を一区切りとした。4月からは原則、戦後世代の「説明員」に引き継ぐ。直接、体験を聞く機会は大きく減ることになる。

 「壕ごうの中は地獄でした。薬を節約するため麻酔なしで(手足を)切断し、『殺せ、殺せ』と悲鳴が聞こえました」。22日、沖縄県糸満市の「ひめゆり平和祈念資料館」で、元学徒で館長の島袋淑子よしこさん(87)が、関東から修学旅行で訪れた高校生約140人に静かに語りかけた。

 沖縄戦当時は17歳。同県南風原はえばる町の沖縄陸軍病院南風原壕などで負傷兵の看護に当たった。避難した別の壕では、入り口近くに砲弾が落下。負傷した友人は、「私は助からないから、ほかの人を先に(治療して)」と言って息絶えた。島袋さんも戦場を逃げまどい、爆発で全身に傷を負った。左上腕などには今も破片が残る。

 この日は、島袋さんにとって最後の講話。1時間近く話し、「戦後70年の節目に、戦争の恐ろしさを伝えたかった。皆さんは『戦争はだめだ』と言える人になってください」と訴えた。

3月23日 YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/kyushu/news/20150323-OYS1T50000.html

柴田昌平監督の劇場用映画第一作「ひめゆり」にも記事に登場する島袋淑子ひめゆり平和記念資料館館長も証言者として登場します。
若き日にともに学んだ仲間が目の前で次々と命を落としていくという、
あまりにもむごい体験を経たため終戦後、「自分だけがなぜ生き残ったのか」と自責の念にかられ、
さらに小説や映画などで美談として語られることに違和感を覚えて、
多くが口を閉ざしていた元・ひめゆり学徒隊の人たち23人の声に耳を傾けて記録したのが「ひめゆり」です。
柴田監督と話した方は共感してくれると思いますが、
大変物腰の柔らかく、なおこちらの話を真摯に聞いてくださる方でもあるため、
元・ひめゆり学徒隊の方々はこの人なら今まで「忘れたい」ことであっても率直に話せたのだろう、と思っています。

柴田監督はNHKに入社後に沖縄に配属され番組演出を任されたものの、どうも挫折をしたらしく、
その後に東京に戻っても傷心を抱いたままNHKを離れて、
やがて姫田忠義監督に師事し「飯食う金があったらフィルムをまわせ!」がモットーの
民族文化映像研究所(民映研)で一から映像を学びなおして独立。

NHK特集で中国をテーマにしたドキュメンタリーを手掛けた後に
再度、沖縄をテーマにした「ひめゆり」で高い評価を獲得しました。

先回、お会いしてからこの間に先のひめゆりの講和が区切られたニュースのほかにも
米軍普天間基地の移設工事を巡って沖縄知事と官房長官がようやく会談したりと、
沖縄のニュースが続きましたが、
沖縄への視線を絶やさずにいる柴田監督が今、どのような考えでいるのか、
今回の「千年の一滴」のシネ・ウインド公開にあわせての来館で聞ける機会があるのかな、と思ったりしています。

映画「ひめゆり」は多くの重大な証言が元・学徒隊の意にあわなくなるように改ざんされる懸念から、
テレビ放映やDVD化を一切しない作品なので観賞機会は少ないと思いますが、
日に日にどうも戦争のできる国へと変貌しつつあるこの国で、
「ひめゆり」の元・学徒隊の証言はそれらの勢力と対峙できる力があると思うので、
もし観る機会がありましたら、ぜひとお勧めをいたします。

あと長岡戦災資料館には長岡空襲で亡くなった方々の遺影ができる限り展示されていますが、
これは当時の資料館館長がひめゆり平和祈念資料館を訪れた際、
学徒隊員の遺影が飾られてるのを参考にしたと話していました。
ちなみに柴田監督がひめゆり平和祈念資料館の展示リニューアル事業総合プロデューサーを務めたそうで、
そういった経緯を後に知りましたが何かしら繋がっているのかな、と思いました。

「ひめゆり」公式HP http://www.himeyuri.info/index.html

*柴田昌平監督新作 「千年の一滴 だし しょうゆ」

シネ・ウインドにて4月11日~5月15日公開されます。
https://www.cinewind.com/

また4月11日、12日にはイベントも開かれるようです。

【だしを引き、 想いを醸し、枯れた人生をうるおそう】
「千年の一滴 だし しょうゆ」を観た後に、柴田監督たちと一緒にだしを引き、それを味わいながら語り合いましょう。
日時:4/11(土)、4/12(日)  両日12:30~14:00
対象:4/11(土)または4/12(日)の「千年の一滴 だし しょうゆ」10:00の回ご鑑賞の先着各20名
会場:新潟市総合福祉会館(シネ・ウインドから歩いて移動します)
料金:300円(材料費などに充てます)
この映画を観れば、きっと今以上に料理に関心を持つようになるでしょう。まずは映画を観て、監督と一緒にだしを味わいながら語り合いませんか。

https://www.cinewind.com/news/4-11-4-12/

「千年の一滴 だし しょうゆ」
公式サイト http://www.asia-documentary.com/dashi_shoyu/
スポンサーサイト

| 未分類 | 20:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/tb.php/728-515e35d5

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT