長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

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鎌仲ひとみ監督 「小さき声のカノン -選択する人々」 



4年が過ぎて原発事故にまつわる状況が変化している。
誰が悪いとか何がひどかったか、こいつが悪いとか決めないで撮りました。
原発事故後に政府は子どもを守ることをやると思っていたが、ことごとくやらなかった。
何かが捻じれているのではないか。
捻じれなくまっすぐ見る、子どもたちを守る。

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鎌仲ひとみ監督「小さき声のカノン」特別先行上映に足を運びました。
http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-757.html

上映前の舞台挨拶で何度も「子どもを守る」と話していたのが印象的でした。
原発事故は誰も責任を取らず、子どもたちが被ばくを受けている現状、
その中で「子どもを守る」ために立ち上がったお母さん達の苦難と力強さに焦点をあてています。

「ミツバチの羽音と地球の回転」「内部ひばくを生き抜く」と鎌仲監督の前二作は
最後に希望を提示していたのが、たとえ困難の中にあっても前向きな気持ちにさせてくれましたが、
本作は希望を抱くために大きな苦難を乗り越えていく過程を描いてるとも思いました。
それだけに厳しい現実も浮き彫りになり、もはや後戻りできない現状も痛切に感じました。
これまで以上に鎌仲監督作品で深い映画だと思いました。

それにしても原発事故後に子ども達が鼻血を流したとう報告は、
直に福島からの避難者からの証言で耳にしていたので、
昨年の「美味しんぼ」の過剰なバッシングが不思議でならなかったのですが、
本作では鼻血はもとより、足の裏の骨が痛みを口にする子ども達の証言が出てきて、
どう考えても尋常でないのに、これからも国や行政は因果関係など一切認めないのか、
いったい誰のための国なのかとも一層強く思いました。

ちなみに映画の最初に

製作 小泉修吉

とクレジットが出ました。
鎌仲ひとみ監督、そして柴田昌平監督作を手がけたプロデューサーで
まず目にしてこの偉大な映画人への敬愛を感じてました。

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-582.html

「小さき声のカノン -選択する人々」は6月13日よりシネ・ウインドで公開されます。
http://kamanaka.com/canon/

上映前に担当者は椅子に座ってぼーっとしてたところ、
鎌仲監督がわざわざ声をかけて励ましていただきました。
覚えていたことだけで嬉しかったのですが、こちらのことを気にかけてたことを知って本当に嬉しかったです。
真面目に「第16回長岡アジア映画祭」でお招きした時に、
人柄すべてに惚れ込んでしまった方なのですが、
相変わらず魅力的な方でこのことも嬉しかったです。
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