長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

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内部被ばくを生き抜く先に



以前にも書きましたが市民映画館をつくる会最後の上映会が鎌仲ひとみ監督作「内部被ばくを生き抜く」でした。
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-1799.html

前年の「第16回長岡アジア映画祭」で前作「ミツバチの羽音と地球の回転」を鎌仲監督をお迎えし上映したのですが、そのお迎えした鎌仲監督の生き方と姿を間近にし、すっかり魅了され監督の新作ならばというのも理由のひとつで上映を決めた記憶があります。

ところで7月14日の東京新聞朝刊「こちら特報部:ニュースの追跡」に以下の記事が掲載されたそうです。

・「原発廃炉に賛成?反対?」。安倍晋三首相の街頭演説で、女性(40)がこんな質問ボードを掲げようとして、没収された。掲げる前に、自民党スタッフや警察官を名乗る男性四人に取り上げられた。この様子の動画はインターネットで公開され、「言論封殺か」と疑問の声が噴出する騒ぎになっている。(出田阿生)
「自民党福島県連は県内の全原発の廃炉を公約にしているのに、党本部は再稼働を目指している。その矛盾が分からなかった。せっかく首相が来るなら、聞いてみたいと思って」ボードを取り上げられた女性は福島県内に住む主婦。五児の母でもある。福島原発事故後、子どもを被ばくから守る活動に取り組んできたという。
「事件」が起きたのは、参院選公示日の四日。女性は、JR福島駅前で行われた安倍首相の第一声を聞きに行った。持っていたボードはA3判サイズ。「総理、質問です。原発廃炉に賛成?反対?」と印字した紙を段ボールに貼り付けた。「私たちの声を届けるチャンスはなかなかない。直接、質問に答えてはくれなくても、ボードの文字が首相の目にとまるかも知れないと思って」
演説会開始の前に、男性四人が取り囲んだ。一人は「警察の者ですが」と名乗った。別の一人は「ここは演説会で、国会とか質問して応答する場所じゃないですから」ととがめた。自民党スタッフの名刺を差し出した男性はボードを「一時預かる」と持ち去った。男性たちは「どういったアレですか、どちらから来られたんですか」と質問を続け、「連絡先を教えて」と執拗(しつよう)に迫った。女性の住所や名前を聞き出してメモをした。
女性は、「もう帰りますから」と泣きながらその場を立ち去った。女性が演説を撮影しようとしたスマートフォンの動画に、一連の様子の一部が記録された。「連絡先をしつこく聞かれ、本当に怖かった。逮捕されるのではと思うくらいだった」と女性は振り返る。ボードは一週間後の十一日、教えていないはずの女性の勤務先宛てに、郵送で返却されてきた。
動画がアップされると、「言論の封殺ではないか」などと批判が噴出。弁護士有志が、自民党本部や警察庁、福島県警に抗議文を提出した。事実関係を確認する質問状も送ったが、一切回答はないという。梓澤(あずさわ)和幸弁護士は「表現の自由の侵害だ。参院選初日で国民の政治意識が高まる時に、市民が首相に声を届けようとした行為を与党や警察とおぼしき人々が妨害した」と憤る。
安倍首相は、六月の東京都内の街頭演説で、環太平洋連携協定(TPP)に反対してドラムをたたいていた人たちを「左翼の演説妨害」と決めつけた文章をフェイスブックに書き込んだことがある。倉地智広弁護士は「自民党に反対する意見を首相の目に触れさせまいと、警察が過剰に反応したのではないか」と推測する。
自民党は、TBSのニュース番組の報道に「公正公平を欠く部分があった」と抗議し、一時取材を拒否した。田場暁生弁護士は「TBS問題もそうだが、大人げない対応だ。政権与党なのだから、もっと大きく構えればいい。ともかく公党として到底許される行為ではない」と話した。


この記事の中にある女性というのが「内部被ばくを生き抜く」の中で紹介されてたお母さんだと思います。
原発事故後後の福島で旦那さんとともに日々、放射性物質の値を気にして子どもたちの世話に明け暮れながら神経をすり減らしていく姿は福島に生きる女性・母親の姿として映画を観た方なら大変印象深く残ったハズです。
映画を上映してもう1年ですが、観て記憶に残った方がこんな形で記事で目にしたこと、さらにいえばこのお母さんは子どもたちとともに震災直後は三条のお寺に避難された方でもあるので関心を抱きこのブログでも紹介いたします。

ついでにいえばこのボード1枚を封殺するような事態が進行すれば、権力者が気に入らないと判断すれば、映画の上映会どころか、映画を観ることや作ることさえ適わない社会が来るのではと憂慮しました。
何も映画だけではないでしょうが。
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