長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

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「小さき声のカノン -選択する人々」 6月13日よりシネ・ウインドで公開

小さき~1

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-764.html
↑こちらでの先行上映に続いて、
鎌仲ひとみ監督の新作「小さき声のカノン -選択する人々」が6月13日~6月26日にシネ・ウインドで公開されます。
初日の13日には鎌仲監督の舞台挨拶があるほか茶話会も予定されてるそうです。

https://www.cinewind.com/news/6-13/

自分の作品は極端に劇場での成績が悪いと自嘲気味に鎌仲監督は話していましたが、
担当者はガチで鎌仲監督の人柄に惚れてしまった経緯があり、応援したいと思ってます。
何より3,11前から一貫して“反核”を貫いてるのは尊敬に値します。

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母なるものへの希望

3.11の震災によってひき起こされた原発事故の衝撃は、凄まじいものでした。
そしてその影響は、時と共に薄れていくのではなく、この三年間、私のなかでより深く、大きなものとなっていきました。
映画監督として“核をめぐる三部作”(『ヒバクシャ』『六ヶ所村ラプソディー』『ミツバチの羽音と地球の回転』)を作り続けてきた私の願いは、「子どもたちを被ばくから守りたい」というものでした。東京電力福島第一原発事故以降、この言葉は非常な頻度で使われ、手あかがつき、陳腐化してしまったかもしれません。しかし私の中では、まったく古びることなく、未だに達成できない大きな目標として存在しています。なぜなら、今も事故前よりはるかに多く無用の被ばくを受け続けて、何も対策を施されていないこんなにも多くの子どもたちが、日常を生きることとなってしまったからです。

『ヒバクシャ』で描いた汚染地に暮らす子どもが、今、目の前にいる。
『六ヶ所村ラプソディー』で描いた原子力産業の矛盾が噴出してきた。
『ミツバチの羽音と地球の回転』で描いた原発のその先へ向かうまなざしと方法が、原発再稼働で塞がれようとしている。

そんな今、この三本の先に、今回の『小さき声のカノン』をどうしても作らなくてはならない、と私を突き動かしたもの。それは「子どもたちを被ばくから守ることができる」ことを伝えたい、という抜き差しならない思いです。
混沌と矛盾に満ちた現実に一本の糸を通す、それがドキュメンタリー映画だとしたら、今回の『小さき声のカノン』はまさしくそのような作業をした、という手応えがあります。
被ばくや汚染を認めたくない、差別されたくない人々の心理が利用され、当事者たちが自ら安全を主張する。東電も政府も責任から逃れ続ける。よじれた現実のただ中で子どもたちを心底守ろうとする母なるものの存在に私は未来をかけたい。
原発事故後の世界を生きる母たちのしなやかさ、強さ、その揺らぎや弱さまで含めて、映画から感じていただきたいと願っています。

鎌仲ひとみ

http://kamanaka.com/canon/about/
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