長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

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「故郷は緑なりき」inラピュタ阿佐ヶ谷

http://nagaokatsukurukai.blog.fc2.com/blog-entry-814.html
↑こちらで紹介しました「故郷は緑なりき」のラピュタ阿佐ヶ谷での上映にS東京特派員が観賞してきました。

思えば「故郷は緑なりき」がリバイバル上映された際に感想を送ってきてくださったのがS東京特派員でした。
http://tsukurukai.blog103.fc2.com/blog-entry-617.html
↑こちらを読んで俄然関心を持ちました。どうもありがとうございます!



ラピュタ阿佐ヶ谷の「OIZUMI 東映現代劇の潮流」で長岡ロケ映画「故郷は緑なりき」が上映されるということで行って来ました。
「大いなる驀進」('60)も「故郷~」の前に上映されていて、佐久間良子、三國連太郎と出演者も共通してるので見ることに。
国鉄の特急さくらが東京から長崎に到着するまでに車内で起こるさまざまなトラブルを描いた作品で、佐久間良子はさくらの列車給仕をしている中村嘉葎雄の恋人で、別れ話を切り出した嘉葎雄を追いかけてさくらに乗る。
れっきとした社会人で、翌年「故郷~」でセーラー服姿を披露してますがこちらのほうが自然な感じ。
映画のほうは列車が普通に運行してたら盛り上がらないと、盗難事件の犯人探し、緊急患者に届ける血清を運ぶサスペンス、自殺騒動、ある人物を狙う殺し屋まで登場、さらに台風接近による土砂崩れと車掌役の三國連太郎が気の毒になるぐらいに事件が続出。
本物の車両を貸切って撮影したという鉄道ファンにはこたえられない映画だと思いますがかなりの珍品という印象でした。

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続いて「故郷は緑なりき」。もし自分が長岡生まれでなければ特に注目もしなかった作品だとは思います。
映画史に残る作品というわけでなく、テレビでも数回放送されただけでビデオも発売されていない。
しかしそんな埋もれた作品でもこれだけのレベルの作品だということに当時の日本映画界の豊かさを感じさせます。
「大いなる驀進」の翌年の作品ですがこちらはモノクロ。あきらかに予算の少ないBランク作品。
ですが大味なカラー映画を見た後ではモノクロの映像の美しさを感じました。

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ストーリーは高校生の純愛ストーリーですが、戦後間もないころの、まだ「青い山脈」などが描いた明るい戦後にいたる直前の高校生の恋愛がタブーだった時期なので現代の目から見たらまるで別の国の話のよう。
また原作が長編小説なので登場人物も多く、高校生が主役でありながら戦後の世相を多面的に描いていたと思います。
最後ははしょりすぎと思いますが、脇役たちが少ない場面でも印象的に描かれテンポよく話を進めていたと思いました。
このあたりに監督、脚本をはじめとするスタッフの力量が感じられるようでした。
ラピュタ阿佐ヶ谷は日本映画の旧作の上映を中心にした映画館で、48席と小さいですが、客席と比べてスクリーンが大きくて見やすい映画館でした。
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レポートありがとうございました。ぜひ私も行きたかったのですが。先週妻が上京しており、ラピュタ阿佐ヶ谷からパンフレット「OIZUMI東映現代劇の潮流」をもらってきました。今回上映する36作品の小解説(一場面のカット写真入り)が掲載されていました。懐かしい映画が満載です。ついでに、そこで佐久間さんの浅草マルベル堂のプロマイド4枚も買ってきてくれました。若かりし佐久間さんの美貌が際立っています。

| 新潟の佐久間良子ファン | 2015/07/21 09:41 | URL |

Re: タイトルなし

お返事遅くなり失礼しました。「故郷は緑なりき」公開当時の新聞広告らしきコピーを入手いたしましたのでいづれお送りします。菅野

| 長岡アジア映画祭実行委員会! | 2015/08/05 19:24 | URL |















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