長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

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写真展 『戦争の手ざわり』



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↑8月6日に開く『平和の水 献水式 ~平和の願いを水にたくして~ 平和の森公園』の発案者で
“出雲的文化人”と呼んでいる高嶋さんは写真家でもあり、
やはり今年の戦後70年の節目に合わせて『戦争の手ざわり』という写真展を開きます。

高嶋さんの身近に残された“戦争の手ざわり”を被写体にしたようで、以下FACEBOOKから趣旨を転載します。

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戦後70年間の平和を築いてきた源は戦争の「手ざわり」ではないかと思います。
戦争遺構や激戦地ではなく日常に食い込むように残された「手ざわり」がくさびのように日常と戦争をつないで平和の側に引き止めてくれている。
そのくさびが70年経ってほころび、外れようとしていると感じます。

その本質にある最も恐ろしいものは、人の心を蝕み、狂気を宿らせる事です。
良識ある普通の人間に「敵を殺せ」、「敵は人ではない」と叫ばせたことからもわかるでしょう。
戦争協力にいじましく、ひたむきで滑稽ですらあった国民。
戦後、手のひらを返して平和を訴える権力者への不信感。
この70年間、危うい中で日本が平和を保ち戦争を遠ざけたもの。
ひとり一人の戦争への反省と後悔、ぶつけどころのない怒りと悲しみと罪悪感。
平和は名を知られぬ普通の人々が守ってきたのです。

戦争の「手ざわり」はくり返し、その記憶を甦らせ戦争の悲惨さを思い出させます。
タブーとして踏み込んでいけない、犯してはいけないもの、戦争への恐怖や恐れが多くの人々の心に刻まれてきました。
身近に残る戦争の「手ざわり」とはどのようなものか。
今回、二つの「手ざわり」を主に作品にして展示します。

戦争の手ざわり  高嶋敏展 写真展
●斐川会場(第1会場) 
日時 8月6日(木)〜18日(火) 9:00〜17:00(休み/月)
斐川文化会館 1Fロビー(憩いの広場) 
島根県出雲市斐川町荘原2166-1

「旧海軍大社基地の滑走路」
僕の暮らす出雲市斐川町には急造の飛行場が2カ所ありました。大社基地と直江基地と呼ばれるものです。
大社基地は昭和20年の3月から建設され、5月に完成しています。直江基地は7月ごろに工事が始まり、未完のまま終戦を迎えます。
近隣の住民や国民学校の生徒や都会からの疎開児童にいたるまで基地建設の勤労奉仕に動員されました。昼夜を問わぬ突貫工事で完成させた飛行場。
ここから沖縄の空へ飛び立ったまま帰らぬ戦闘機は沢山ありました。
そして、あと数ヶ月、戦争が続いていたら、この二つの飛行場から特攻作戦の飛行機が出撃する予定でした。
大社基地は「桜花」とよばれる人間をミサイルにして敵の艦船に体当たりする兵器の基地になるはずでした。
この「桜花」は組み立て前の姿が近隣で目撃されています。
また、直江基地は脆弱な練習機(通称:赤とんぼ)で特攻を行なう準備が進められていました。直江基地は非常に短い滑走路が特徴で「応急離陸場」と呼ばれました。
「応急離陸場」とは。
特攻作戦に使用する前提で着陸する必要がない、離陸のためだけの滑走路。
この言葉を聞くだけで憤りを覚えます。

https://www.facebook.com/events/849221655185304/849221665185303/

●大社会場(第2会場)
日時8月11日(火)〜17日(月)10:00〜17:00
会場:吉川商店 (出雲大社 神門通り東側)
島根県出雲市大社町杵築南775−14

「松根油の採取跡」
出雲大社の門前町、神門通りの両側に1915年に植えられた松並木があります。
この松は戦時中に航空燃料の不足を補うために、代替え燃料として松根油(厳密には松脂から精製したものは「松精油」とよぶ)を採取した傷痕が残っています。その数61本。
この傷について観光マップはおろか郷土資料にもほとんど登場しません。全国のどこの地区でも行なわれた「普通」のことだからなのでしょう。
石油の枯渇を補うために、当時の人々には地区ごとに松根油の生産が割当られ、あちらこちらに松根油の生成場が作られました。
今、見ればこんな事で戦争に勝てるはずはないと思う。
しかし、当時は誰も勝利を疑わず必死に、懸命に松の幹に切れ目を入れた。
戦後になって気がつく、その行為の滑稽さ、惨めさ、いたたまれなさ。
そして、多くの観光客はこの傷痕に気をとめる事もなく立ち通りすぎるのです。
僕の作品で知ってもらった「手ざわり」を直接確かめに数歩、歩いてください。
戦後70年目という節目、平和を考えるきっかけにして頂けたらと思います。

https://www.facebook.com/events/922278161167290/

身近な戦争の手ざわりとはいえ、いづれも戦争の悲劇と怒りがにじみ浮き彫りされ、
そこに着目した高嶋さんの目はサスガだと思いましたが、いづれこの写真展を長岡でも開けないかと夢想したりしてます。
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