長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

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小林茂監督 『風の波紋』



十日町映画祭初日、満席の中で観賞。

オープニングショットから完全に引き込まれました。あれは完全にやられました。素晴らしいシーンでした。
以後、地に足をつけた御伽噺の登場人物たちが雪に囲まれ右往左往と春を待ちわび、
自然の恵みに感謝していく姿を綴っていきます。

こちらの予想以上に東京から松之山に移住した小暮茂男さんが登場し、
この魅力あふれる人物を中心におき掬い上げて照らしていきながら、
さまざまな人間模様に動物模様が登場していきます。

『阿賀に生きる』の呼びかけ人でもある大熊孝先生が上映後に感想を述べていた中で、
「日本はもうダメだが、これを観たら十日町は生き残る」という趣旨で感想を述べていましたが、
確かに頷けました。

大地と上手に工夫して折り合いをつけて生きていく人々の姿は間違いなく、
観賞した人たちの指針として心に刻まれていく作品だと思いました。

そしてこの日、関係者も大勢集まり完成を祝いましたが、
小暮さんは姿を見せていませんでした。
映画を観ればその問いはわかるように思いましたが、
劇中で都会からボランティアで手伝いに来た人に、
それとなくこちらへの移住を勧めながらも、生活の厳しさを説く小暮さんの姿は
自分が知っている(と感じる)小暮さんの姿でもあり、
こういった場には姿を見せない人だろうと、
逆に現れたらちょっと失望するかな、と。

あと「第10回長岡アジア映画祭」で上映した青原さとし監督「雪国小羽屋根物語」の主人公・倉重徳次郎さんの元気な姿が登場したのは個人的に嬉しくほろりときました。
体調が芳しくないと聞いていたので、本作での健在ぶりを目にして本当によかった、
改めて8月7日「雪国木羽屋根物語」と「風の波紋」が続けて観れるこの日の上映は貴重になると思いました。

http://www.t-cinepara.com/daichi_html.html

そして個人的に本当に個人的にエンドクレジットで最もグッときほろりとしたのは

市民映画館をつくる会

↑この文字を目にした時でした。

「風の波紋」は声高に言わなくても傑作だと言えます。
小林茂監督、いい映画を本当にありがとうございます。
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