杉田愉監督最新作 『キユミの桃子 サユルの涼花』 「第20回釜山国際映画祭」正式出品

『長岡アジア映画祭’14』にて「キユミの詩集 サユルの刺繍」(2006)「キユミの森 サユルの澱」(2013)を上映した
柏崎出身の杉田愉監督の新作「キユミの桃子 サユルの涼花」(2015)が、
10月1日より開催される第20回釜山国際映画祭の世界各国の才能あふれる監督の最新作が選出される
「ワイド・アングル」部門に正式招待されると杉田監督よりお知らせが届きました。
http://www.biff.kr/eng/html/program/prog_list.asp?gotopage=7&OrderBy=asc&c_idx=278&QueryStep=2
このシリーズでずっと演じている丸山桃子さん、品田涼花さんは最初の作品「キユミの肘 サユルの膝」(2006)
では小学生でしたが、この新作ではついに成人となり、
共に杉田監督と歩んだ二人の集大成的な作品になるのではと期待します。
今年の春に撮影をすると杉田監督から聞いてましたが、
これまでの沈黙が印象的だった作品と作風は変わり、二人の台詞の応酬もあるばかりか
どうもコメディでもあるらしい(!)ようです。
これまでの作品、「キユミの肘 サユルの膝」では冬、「キユミの詩集 サユルの刺繍」では秋、「キユミの森 サユルの澱」では夏といづれも柏崎で撮影をしており、この新作「キユミの桃子 サユルの涼花」では春と、ついに春夏秋冬を一巡しました。
そして春というとこれまで日本の数々の名作で登場した"桜”がこの映画では誰も見たこともない”桜”として登場するそうです。
季節は一巡してひとまずこのシリーズは一段落をするようですが、
杉田監督は「春夏秋冬、そして春」と10年後の再開を宣言しています。
杉田監督、そして二人の女優さんは釜山に再結集し、
アジア最大の映画祭のレッドカーペットを歩くようです。
その姿および、釜山での反響に期待したいと思います。
「第20回釜山国際映画祭」
http://www.biff.kr/structure/eng/default.asp
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