長岡アジア映画祭実行委員会!ブログ

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「富士山・河口湖映画祭」シナリオコンクールグランプリ 『ブーケ~a bouquet~』

11月23日 「五藤利弘監督短編映画特集」上映作で自ら解説いただく作品。
今回は『ブーケ~a bouquet~』です。
昨晩、シナリオを勉強している方々と楽しく飲ませていただきましたおりにチラシを見せたら、
富士山・河口湖映画祭シナリオコンクールに目が入って、応募したことのある方もいました。
なるほど著名なシナリオコンクールなことを実感しておりました。

今回の五藤監督の寄稿は“縁”を大切にした積み重ねで映画つくりが支えられているとも読めました。
こちらも縁を大事にしたいと思ってます。

13:00~ 『ブーケ ~a bounquet~』(40分) 2014年
監督:五藤利弘/脚本:西史夏
出演:円城寺あや、右手愛美、緒形幹太、他 

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『ブーケ~a bouquet~』

この作品は「富士山・河口湖映画祭」シナリオコンクールグランプリ作品の映像化をさせて頂いた3本目の作品です。

1本目『鐘楼のふたり』では初めて依頼頂いたのでまだ体制に慣れていなかった部分がありました。
2本目『ジョフクの恋』は制作を知り合いのプロデューサーに任せたので思うようにならない部分がありました。
3本目のこの作品では1本目の体制に立ち返り自分自身でプロデューサーも兼務して、それまでの2本で培った経験を活かせたように思います。

初めて女性のライターと組んだこともあり脚本も新鮮でした。
ある事情を抱えた母と娘の物語で繊細な演技を要求される作品だったのでキャスティングも重要。
脚本監督作『花蓮かれん』で主人公三浦貴大さんのお母さん役を好演下さった円城寺あやさんに、物語の主人公でもある母役をお願いしました。脚本の西史夏さんとも旧知の仲とのことで心強かったです。
母と対峙する娘役には、日本テレビ「PON!」のレギュラーとして活躍していた右手愛美さんに出演頂きました。「PON!」で見せるバラエティの顔とは違い、普段は演劇に取り組んでいる女優らしく熱く演じきって頂きました。
周りを固めるのが、緒形幹太さん。作品に深みを出して下さいました。

そしてさらに低予算でありながら豪華だったのが音楽。
80年代以降の市川崑作品の殆どを手掛けている谷川賢作さんが担当下さいました。
脚本の西史夏さんのご縁で実現しましたが、谷川さんは取材を通じて今でもお世話になっている「被爆ピアノ」調律師の矢川光則さんとも被爆ピアノコンサートをなさっていて被爆コンサート後の打ち上げで矢川さんと谷川さんとご一緒させて頂きました。不思議なご縁を感じます。母校の高校の校歌はお父様の谷川俊太郎さんが作詞して下さいました。
谷川さんがつけて下さった音楽は登場人物たちの心象描写をグッと引き立ててくれます。
スタジオに籠って生ピアノで画に合わせて曲を生付けして頂いた作業はとても思い出深いです。
作品のタイトルでもあり、作品のキーになるブーケは、河口湖畔にある河口湖ハーブ館の方が作品のイメージに合わせてつくって下しました。担当の方もご自身の家族のドラマがおありでこの作品に共感して下さりました。ハーブ館は撮影でもお借りしています。

クライマックスで出てくるウエディングドレスと花婿のタキシードは『ゆめのかよいじ』『スターティング・オーヴァー』などでもご協力を頂いている故郷新潟県長岡市の「ベルナール長岡」さんが提供下さいました。

また、撮影では富士吉田市にある民家にスタッフが宿泊させて頂きましたが、そこは『モノクロームの少女』『ゆめのかよいじ』からずっとお力添えを頂いている東京栃尾郷人会会長が経営する会社の重役の方のご実家で、普段は使っていないからとのことで快く貸して下さいました。

こうやって思い返してみると、やはりこれまでご縁を頂いた皆様が支えて下っていることをつくづく感じます。
その他、裏エピソードでは、仏壇の遺影の写真は『花蓮』で三角関係のひとりを演じて下さった浦井なおさんです。
序盤に円城寺さんが石を投げる湖畔の岩場は普段は湖水に埋まっている所ですがこのとき水位が下がって浮き島になっている六角堂まで陸続きになっていたのでそこをロケ地にしています。気までは貴重な風景かもしれません。

母と娘の繊細な気持ちを描いたしっとりとした作品です。
この作品は新潟、長岡で初めての上映となりますので、この機会にぜひスクリーンでご覧頂ければと思います。
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